同じように「上等カレー」という店もあちこちで見かけて、両者は大阪でだけチェーン展開してるカレー屋さんなのかなと気になっていた。
心斎橋で仕事、昼メシを食うためうろついていたら「インデアンカレー 長堀橋店」があったので、この機会に利用してみようと思った。
店頭のメニューサンプルのディスプレイが、なかなかきれい。
利用するのは初めてだが、「インデアンカレー」といえばスパゲッティにカレーがかかってるやつって印象があったので、それを食べたいなと思った。
広いキッチンを大きくラウンドして囲むカウンター席に着き、注文をするとカトラリーと、付け合わせ的なキャベツのピクルス的なものが提供された。
食ってみると、甘酸っぱいというより、甘い。
座った席は、大きな炊飯器からゴハンをよそう担当の人の目の前で、その人の隣では大きな寸胴からカレーをそよう人。
分業体制で、どんどん配膳していってて、なんか学校の給食の人みたいだなと思った。
近隣で働く人たちの胃袋を支えてるよ、みたいな頼もしさを感じた。
インデアンスパゲッティ730円也が提供された。
グリーンピースが乗ってて懐かしかわいい。
カレーは、一口目に甘いと感じたが、食べ進めると辛い。
かなり辛い、今これを書いていても思い出して額に汗がにじむくらい辛かった。
しかし、次の一口は甘さを感じるが、どんどん辛さは味覚に蓄積されていき、トータルで記憶に残るのは辛さ。
なんか不思議、独特なカレーだなと思った。
スパゲッティは、妙にぼそぼそしてる。
乾麺を茹でたのとは違う、いわゆる“ソフト麺”みたいな食感で、給食のスパゲティーを思い出した。
キッチンのスタッフを給食の人みたいと思ったから、給食のスパゲティーを思い出したのかもしれない。
面白い食感だったが、正直あんまり……730円のスパゲッティだと思うと少し納得できない。
ところで大阪の「インデアンカレー」だけじゃなく、福岡でもスパゲッティにカレーがかかったものを“インディアンスパゲッティ”として提供する飲食店があったんだけど、それって「インデアンカレー」の影響なのかねぇ。
次の機会、ライスにカレーがかかったインデアンカレーを食ってみよう。
↓「食べログ」での店舗情報
インデアンカレー 長堀橋店 (カレーライス / 長堀橋駅、心斎橋駅、松屋町駅)