2026年01月04日の朝、俺は広島のホテルで目覚めた。
通常なら目覚めたらすぐハンドドリップでコーヒーを淹れて飲むんだけど、ホテルではそれができない。
なのでホテルを出て喫茶店を探すしかない。
しかしそもそも三が日は過ぎたとはいえ正月4日目、個人営業の喫茶店はほとんど休業していた。
歩き回ってもみたが、なかなか喫茶店に巡り会えなかった。
巡り会えないまま電車を乗り継いで、尾道まで行ってしまった。
尾道は初めてだ。
尾道についての知識は大林宣彦という映画監督の作品「時をかける少女」などしかない。
そんな状況で商店街なんかを歩いていたら、「喫茶メキシコ」という喫茶店が営業していたので入ってみた。
ノスタルジックな、昭和っぽい、小ぢんまりとした店。
絵画など飾ってあり、落ち着く空間。
この店は“1日中モーニング”というのがアピールポイントのようだったので、モーニングをお願いした。
とにかく俺はコーヒーを飲みたかったのだが、朝から何も食ってなかったのでモーニングは有り難い。
たっぷりのバターとジャムのトーストと。茹で玉子。
これで500円+税なのは、大阪では特に安くはないが大阪以外では安いと思う。
とにかく、この日、目覚めて数時間してようやくコーヒーを飲めたので、もうそれで有り難かった。
俺にはコーヒーとタバコは切っても切れないものなんだが、ここでは喫煙できなかった。
でもまぁ、仕方がない、コーヒーを飲めて良かった。
それが全国チェーンの店ではない、個人経営の小さな喫茶店だったので、良かった。
そして、観光地の喫茶店という雰囲気ではなく普通に地元の常連客が利用しているってところが良かった。







