2015年12月08日の朝、俺は神奈川の川崎市へ初めて訪れた。
川崎って治安が悪りぃーとか柄が悪りぃーって一般的なイメージがあるのかな?
うんうんそうなの? とかネット上で散見される書き込みなんか見て思ったね。
いやいや、駅降りたらデカいビルジングが屹立する近代的ビッグシティじゃねぇか。
なんなら、大都会じゃねぇか。
赤い電車を降りたら予想外にアーバンシティライフな感じだったんで、ちょっとうろたえたわけです。
朝から飲める店があるって事前情報を拾ってたんだが、そんな社会的にダメな店なんかビッグシティにあるのか?
天井の高い穴倉がぽっかりと開口されてカテドラルのような威容を見せつける川崎駅前タワーリバークに(リバークってなんだ?)、目的の店はあった。
「島田屋」。
わぁ、入居してる建造物は情け容赦無い感じなのに、この店の佇まいは庶民的な外観で気持ちが落ち着く。
基本、朝からやってるメシ屋なんだよね。
店頭のメニューを見ると、朝っぱらからいろんな定食が食えるってのが判る。
この辺は企業が多くて勤め人も多いだろうし、けっこう大きな駅だから遠距離から通勤しててダイヤと出社時間の兼ね合いで必要以上に早く着かざるをえない人もいる気がするから、そういう人はここでガッツリ朝メシを食うのかもね。
ま、俺は酒を飲みに来たわけだが。
キリンラガー瓶があって嬉しい。
08:30過ぎって時間帯だったんで、もう朝メシのピークは過ぎてるのかなって思った、混んでなかったから。
店は06時から開いてるんだよ、そういう早い時間帯が混むんだと想像した。
店内の品書きも定食みたいなのばっかりな印象だったが、ちょこちょこ一品メニューもあった。
まぁ定食のオカズ単品で飲むって手もあったかもしれないが、腹は減ってなかった。
だし巻玉子200円也をアテにビールを飲む。
キレイに整って焼かれていたが、冷たかったから作り置きかな。
でも美味しかった。
なるほどメシ屋だが、朝から飲めるんだ。
うん、俺にとって都会の尺度というのは朝とか昼から飲める店があるのが都会、というのがある。
それでいくと川崎は都会だな。
ここは酒場と呼ぶにはちょっとアレかなと思うが、十分に飲める店であり、また逆に酒場でなくとも飲める店がある街というのは良い街なんだ。
川崎、良いところじゃん。
【広告】Advertisement
↓「食べログ」での店舗情報