安いLCCで東京へ来ていたから、帰りは成田空港まで行かねばならない。
北千住で飲んでいたので、駅から東武伊勢崎戦に乗って牛田駅まで、そして京成関屋駅から京成本線へ乗り換えると成田空港まで行けるなとネットで調べて判った。
京成関屋駅に辿り着いたら、そば屋があった。
駅そばの立ち食いそば、「雑賀屋」。
屋号は何と読むか判らなかったが“さいかや”っていうんだね。
かけそば290円、安いね。
カレーライスとかカツ丼も魅力的だったが、そば一択。
駅の至近で立ち食いそば、というシチュエーション自体に魅力を感じるので、そば一択。
店内は、質素と言いたいほどにシンプル。
ま、立ち食いそばの店って滞在時間も短いし、内装とかどうでもいいよな。
硬派にかけそば、と思ったんだけど、かき揚げそば390円。
立派なかき揚げだったし、そばもツユも満足いくものだった。
駅の立ち食いそば、というのは俺にとって東京を象徴する憧れの文化だったりする。
東京ネイティブの人には、なんでそんなものに憧れをって思うんだろうけど、九州の田舎で育った俺には憧れなんだけど個人的な想いだから共感は得られないだろうね。
そしてまた駅の立ち食いそばって都心を連想するんだけど、今回ちょっと都市部から外れた感じの京成関屋駅で、ああこういう駅にも立ち食いそば屋があるんだねっていう感慨があった。
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