新世界で映画を観てからの飲酒、というのが最近の週末のレジャー。
なるべく韓国客まみれではないエリアで、予備知識のない店にフラっと寄ってみた。
これは穴場かもって予感のあった「餃子とお酒の店屋 全包」。
予備知識がなくても、店先に品書きが貼ってあると何が飲めて会計はどれほどか計れるのでとても助かる。
餃子は300円と手頃で、ほかに居酒屋メニューもいろいろあるから腰を落ち着けて飲めそう。
おっ、ビールのラインナップが良いな、生はサッポロ、瓶はキリンラガーと赤星があるじゃないか。
これはビール好きには最高だ、この店で飲もう。
やっぱ赤星はいいな、キリンラガーもいいがサッポロラガーもいいよ。
餃子にビールはベストマッチな関係なわけだが、そのビールが自分の好みのものだと最高だ。
餃子を、ひとまず一皿お願いした。
あまり、なんというか、綺麗な見た目ではない焼き餃子。
ギョーザのタレは用意されていたが、それとは別に酢と醤油もあって、またブラックペッパーも出してくれた。
店のお兄さん的には、酢とブラックペッパーがオススメですとのこと。
うん、うまいよ餃子、酢とブラックペッパーってのも、いいよ。
白菜の漬物をサービスで出してくれた。
浅く、塩気の控えめなやつ。
餃子の口直しにもなるし、なんなら白菜をつついて飲めるよね。
餃子を追加した。
画像の奥が味噌ギョーザ、手前が鶏ギョーザ。
味噌のほうは味がしっかりついているので、タレなどつけずそのまま。
鶏のほうは、あっさり目の鶏ミンチに軟骨がアクセントになって、これは酢とブラックペッパーが合うね。
どちらも美味しく、酒に合う。
プレーンチューハイは、たっぷり。
店先は開け放たれて、この日は気持ちのいい風が通り抜けた。
喫煙できるので、のんびり寛ぎながら飲めた。
厨房を囲むL字カウンターだけの店で、お兄さんと母上でやっているようだ。
客は常連しか来ないって感じがあったが、一見の俺でも気分良く飲めた。
この店はアタリだな、と感じた。
「餃子とお酒の店屋 全包」大阪市浪速区恵美須東2-8-7