あの、玉子がのったカレーが名物の「自由軒」であるが、難波の「自由軒」ではなく「せんば自由軒」である。
たぶん知名度としては難波の「自由軒」が高いだろう、とくに大阪以外の人には観光で来阪した際に店の前を通りすがる機会もあるだろうから。
船場は、あまり観光で訪れる人は少ない気がする。
店は「船場センタービル」の9号館地下にある。
いかにも老舗って風情の古びた店舗を想像してたが、そういう感じではなかった。
店先では大きく“名物インデアンカレー”のアピール。
なるほど難波の「自由軒」では“名物カレー”だが、こちらでは“名物インデアンカレー”なのね。
明治43年以来の伝統の味、ふむふむ。
見た感じ“名物カレー”との差異はない……福神漬けが添えてあるのが違いか。
味は……やはり差異はない、という印象だったなぁ。
いや違いはあったのかもしれないが、短いスパンで食べ比べたわけではないからな、難波の「自由軒」に行ったのは2018年のことだもの、ちょっと比較はできない。
なんにせよ、美味しくいただきました。
難波と船場、どちらがオリジネイターであるかは当事者同士にとっては重要なことだろうが、俺としてはどっちでも、美味しければ良いです。
この店に行ったのは2020年12月12日
↓「食べログ」での店舗情報
せんば自由軒 本店 (カレーライス / 本町駅、堺筋本町駅、心斎橋駅)