長い話を要約すると電車で寝ちゃって新橋から栃木まで行っちゃったんだぜベイビー。
俺ってアホだなぁ。
そんで客引きに誘われてタイ人のオネーチャンのスナックでしばし飲んで、始発まで1時間ちょいだなぁっていう状況で、さてどうしたもんかと。
24時間営業のカフェでもあればと思うが見当たらず、期せずして来たとはいえ、せっかく宇都宮なんだから餃子を食いたいと思ったんだけど時刻は27時、営業してる餃子屋なんて存在しないと思ったのです。
いや、あった。
営業してる餃子屋があったよ「イキイキ・ギョーザ」って店。
なかなか渋い、時の流れを感じる店内には27時台とは思えないほどの客入り。
昔から地元で人気の店なのかなって、なんとも期待させる。
ボケボケ画像で恐縮だが、壁一面に餃子メニューが。
これ全部が餃子なのかよっていう怒濤のバリエーション展開だよなぁ。
餃子シティ宇都宮、恐るべしというところか。
それにしてもメニューが多過ぎて即決できないので、まずはビール。
やっぱ餃子にはビールだよね。
しかも黒ラベルが良いね。
俺はキリンラガーが一番好きなんだけど、餃子には黒ラベルがいいなって思うの。
つーか、単体で飲むならキリンラガーが良くて、料理がメインな場合は黒ラベルかなぁって感じ。
で、あまりに餃子の種類が多いので、ここは盛り合わせにするのが妥当かと判断したのです。
違いのわかる餃子、なる5種セット。
どう違いがわかるのか、そこが工夫されていて感心したんだよこれが。
ダイナミックに手書きされた餃子の席次表みたいなのが、品物と一緒に出てきたんだよ。
それを参照すれば、どれが肉・ニラ・ニンニク・味噌なのか照会できるってわけなのよ。
こういうのって、なんか嬉しい。
そんなわけで、5つの味をそれぞれ確認しつつ美味しくいただきました。
まー、なんつーか種類がめちゃくちゃ多い店なので、これこそ宇都宮餃子だ!ってのは判らなかった気もする。
とはいえ、深夜っつーか明け方近い時間帯にも盛況だったから、この店は宇都宮を代表する餃子の店なんだろうなって納得感もある。
とりあえず九州育ちの俺にとって、小ぶりで皮は薄くてパリパリでってのが馴染みのある餃子なので、それとの違いを楽しめたから宇都宮の餃子を食ったという満足感を得たよ。
また、こんな明け方みたいな時間帯に餃子オンリーみたいな店が賑わっているんだから、宇都宮の人たちって本当に餃子が好きなんだなぁと実感したね。
ご当地グルメをでっちあげようっていう行政主導の作為的なブームじゃなく、宇都宮はガチで餃子の街なんだなと感じて、なんだかちょっと嬉しく感じたよ。
↓「食べログ」での店舗情報
イキイキ・ギョーザ 本館 (餃子 / 宇都宮駅)