北部九州に育った者なら馴染み深いローカルなアイス「ブラックモンブラン」。
ローカルっつーか子供の頃はローカルな存在だなどとは思いもしなかった「ブラックモンブラン」。
そんな「ブラックモンブラン」を製造しているのは佐賀県の「竹下製菓株式会社」で、同社にとっても「ブラックモンブラン」はフラッグシップ商品でありキラーコンテンツなわけなのよ(ミルクックもあるでよ)。
で、このところ様々に「ブラックモンブラン」を展開していこうという動きがあるのです。
ファミマとコラボレーションした「ブラックモンブランデザート」も、そのひとつなわけだ。
一見するとオリジナルであるアイスのように見えるパッケージだが、これは要冷蔵10°以下保存のチルドデザートで、ほんのり冷んやりの生洋菓子なのです。
ホイップクリームをサンドしたチョコ味スポンジ生地が、クランチをまぶしたチョコレートでコーティングされているという商品で、うん確かに「ブラックモンブラン」っぽいなー。
で、食ってみると、とてもシットリした上品な美味しさなのよ。
ホイップクリームもベタっとせず、ちょっとゴージャスな感じもある。
原材料表記のトップに鶏卵がくる、堂々たる生洋菓子ですよ。
なんかもう、むしろ「ブラックモンブラン」を元にしているくせに上等過ぎて生意気だゾって言いたいくらい。
ジャンクなチープさが、ちょっと見当たらないじゃないか、という妙な不満させ覚える。
とはいえ税込198円なんで、チープだったらガッカリするんだけどさ。
いやしかし、これは間違いなく美味しいスイーツですわ、うん。
製造は佐賀の竹下製菓ではなく、横浜の株式会社デザートランドなのね。
社名のあとに“M6”という表記があるが、それはたぶん工場のコードだろうね。
各地にある工場のうち、たぶん九州にある工場が“M6”で、そこで作ってるんだろう。
過去のファミマの九州限定デザートも株式会社デザートランドが製造していたと記憶している。
この「ブラックモンブランデザート」、今回初登場じゃないんだよね、知らなかったけど。
陳列棚のPOPにも“再登場!”って書いてあったが、調べたら2010年だかに登場してて、今回はリバイバルなのね。
それはそうと、なかなかに美味しいので全国のファミマで販売してもいいんじゃないかなー。
ネタ的にも、その美味しさでも売れるんじゃないかと思うんだよねー。
【広告】Advertisement