聴こえてきた音楽に釣られた感じで天満の路地「墨国回転鶏料理 QueRico」

天満の飲み屋はどこも盛況で、どこか混んでなくてぼちぼち良さげな店はないかと路地をウロウロ。
そしたらビニールシートに囲まれた露天みたいな店がありましたが若者が好む系の店みたいだとスルーしようとしたんですが爆音でスラッシュ寄りのハードコアパンクみたいな音楽が聴こえたので立ち止まりました。
店員の男子は逆立ててはいないがモヒカンであろう髪型で他に金髪っぽい男子もいたので、これはアレかバンドやってる子を優先的にバイトに雇う系の店なのか、しかもアグレッシブな音楽が好き系なのか、と思ったのです。
そんなわけで立ち寄ったのがこちらの店です。

墨国回転鶏料理 QueRico:店内

とりあえず座ってみたら、なんか雰囲気的にメキシカンな店っぽい。
メキシコとハードコアパンクの親和性は高くないような気もしたが、とりあえずなにか飲もう。

墨国回転鶏料理 QueRico:メニュー墨国回転鶏料理 QueRico:メニュー

よく知らんクラフトビールもあるんだけど俺はよく知らんのでテカテにしときました、とりあえずメキシコのビールといえばテカテだろと安易に思ったしクラフトビールより安かったので。

墨国回転鶏料理 QueRico:酒墨国回転鶏料理 QueRico:料理

同時にサルサを添えたトルティーヤチップスが出てきたので、ああチャージある店かここはと思いつつテカテを飲む。
その頃には最初に耳に飛び込んできた曲は終わって、BGMはやや静かめな曲になったが、この後またパンクキッシュな曲がかかるのを期待しつつ卓上の調味料が充実しているのが目に入り、なにか食ってみようかと思った。

墨国回転鶏料理 QueRico:店内墨国回転鶏料理 QueRico:メニュー

メキシカンな料理といえばタコスですがタコスを注文するのもありきたりだなと、メニューを眺めて知らない名前のものを注文してみた。

料理が出てくるまでに店内を改めて見渡し「墨国回転鶏料理 QueRico:メニュー」という屋号を確認してここは鶏をクルクル回しながら焼く料理が推しメニューなのかと認識した。
シュラスコ的な? シュラスコはメキシコ料理じゃないけどな。
注文したのは豚肉の料理なんだよね、鶏じゃないけどいいよね、なんて思う頃にはもうすっかりBGMはパンクとはぜんぜん違うものばかりになっており、なんだか別に騙されたわけじゃないんだけど残念な気持ちになっていた。

墨国回転鶏料理 QueRico:料理墨国回転鶏料理 QueRico:料理

料理が出てきたらテンション持ち直しました、イェーイうまそう。
肉々しい肉料理、豚のオレンジ煮込み(=コチニータピビル)という一品です。
うまい、肉い。
こういうガッツリした肉類を食べることってあんまりないが、やっぱ肉類ってうまいよね特に豚肉。

気を良くして、もうBGMのことは気にしないし酒もおかわりしようと思った。
ミチェラーダというスパイシーなビアカクテルが推されていて惹かれたんだけど、量はどのくらいか訊くと大ジョッキとのことだったんで多過ぎるなと思ってモヒートにしといた。
話は逸れるが俺は大ジョッキというものが嫌いで、生ビール大なんか決して注文しないのです(というか生ビールというもの自体も好まないんだけどね)。

墨国回転鶏料理 QueRico:酒

ところでモヒートを注文するときダークラムになりますがと言われ、まぁいいやとOKしたんだが飲んでみたらザラメみたいな砂糖が使われていて、これはメキシコ流のモヒートということなのかと思いました。

↓「食べログ」での店舗情報

墨国回転鶏料理 天満店メキシコ料理 / 天満駅天神橋筋六丁目駅扇町駅