食堂飲みのポテンシャルにときめく「二葉食堂」福岡市博多区祇園町

<追記:2021年07月07日>
更新をサボっていた時期の積み残し、2020年の冬の頃のこと。

初回の利用で“飲める食堂”としてのポテンシャルにときめき、これは再訪せねばと思った「二葉食堂」。
およそ3週間後、2020年12月02日に行くことができた。

二葉食堂二葉食堂

晩酌セットのサンプルが出ていた。
このとき14時19分、まだぜんぜん“晩”ではないが、はたしてこれを注文できるのか。

二葉食堂

できた、注文できたよ晩酌セット。
ただしセットに含まれるドリンクの選択肢に瓶ビールはなく(たいてい、どこの店もそうよね)、セット外の注文として瓶ビールを注文し、セット内のドリンクを後で提供してもらえるようお願いした。
さぁ飲むぞ、ってときは瓶ビールかた始めたいのよ。
キリンラガー瓶があって嬉しい。

二葉食堂

小鉢二品は、冷奴とポテトサラダ、王道だね。
メインとなるアテは、キクラゲとタマネギを玉子ととじました、って感じのもの。
味付けが濃いので、アテとして有能だった。

店内、遅めの昼メシを食う客が訪れたりはするが、飲んでる人は見当たらなかった。
なんとなくの店員さんの雰囲気からも、昼間っから飲みに訪れる客は、ほぼいないのかなと想像された。
だがそんなこと、俺はまったく気にせずに飲む。

二葉食堂二葉食堂

瓶ビールを飲み干しても、まだセットのドリンクをいただける、日本酒にしよう。
そうなればアテも追加だな、とメニューを眺めて熟考の末、鶏肉入り1人鍋580円也。
お値打ちだね、という嬉しさを感じる鍋だったよ。
だから日本酒を追加注文。

なかなかの昼飲みのひとときを楽しめた。
こういう楽しみ方のできる店は、福岡市にはあまりないよな。
福岡の酒飲み、とくに昼飲みが好きな人にオススメしたい。

<初回投稿:2020年11月15日>
いつか行きたいとGoogleMapsに場所をマークしていた「二葉食堂」に、ようやく行けた。
福岡市ではめっきり少なくなってる、昔ながらの食堂って外観が、まず魅力的。

二葉食堂二葉食堂

看板には“そば・うどん・丼物”の文字、のぼりにはラーメン、提灯には定食と、なんでもある食堂といった様子。
それだけでなく、看板には“呑み処”とも書き添えてあるから、これは“飲める食堂”だなと期待が高まる。

もっとも、この日は午後に仕事を控えての早めの昼メシをという利用なので、酒は飲めないのだが。

二葉食堂二葉食堂

店頭で日替定食なるものが案内されているが、これが情報不足でね。
文字情報によってミニソースカツ丼と麺類の組み合わせだということは判るが、展示されてる食品サンプルがラーメンとうどんだから麺と麺のコンボかと誤解しなくもないし、ミニソースカツ丼がどういうものか視覚的に伝わらない(まぁ想像できるんだけどさ)。
また“めん全てOK”とあるが、全てって何だろうって思う……まぁ食品サンプルからして豚骨ラーメンとうどんは選択肢にあるようだが……他は何があるのか不明。
そして、値段の記載がない。

店内はテーブル席もいくつかあって外観からの印象より広いが、俺は独りなのでカウンターへ。
席につくと店のオバチャンが、日替わりの説明をしてくれた。
麺は、うどん、そば、豚骨ラーメン、和風ラーメンから選べるとのこと。
そして日替わりの値段を740円なのだと卓上のメニューで確認できた。

二葉食堂二葉食堂

和風ラーメンで日替わりをお願いした。
ミニ丼は特筆すべきところはないが、和風ラーメンは期待値を上回って美味しかった。
西日本のうどん、といった透明でダシの効いたスープが旨味たっぷり。
これは難波の立ち食いうどん店、たとえば「なんばうどん」の和風ラーメンを思い出したが、それより味は濃いめ。

二葉食堂

ところで、ここは嬉しい喫煙可能店だった。
昼メシを食うぐらいの短い滞在時間だとタバコは喫わなくて平気だが、腰を落ち着けて飲むとなると喫えると嬉しい。
つまり、ここは飲むのに良い環境ということだ。

二葉食堂二葉食堂

酒のアテになる一品メニューも豊富にあるんだよなぁ。
しかも、お得な晩酌セットというのも設定されてる。
アルコールと日替わりおつまみ、小鉢、枝豆で740円って安いね(ちなみに日替り定食と同じ価格設定だな)。
これは、飲めるなぁ。
この日は実際には飲んでないので、そのポテンシャルだけを感じた。

この店に最初に行ったのは2020年11月10日
↓「食べログ」での店舗情報

二葉食堂定食・食堂 / 祇園駅呉服町駅博多駅