博多駅で昼酒ってーと、いつも博多DEITOSの店ばっかり行ってしまう。
たまには他所にもと思い、博多駅地下街のバスセンターに抜ける辺りの、この店に。
通路に沿って暖簾越しにカウンター席がずらりと並ぶ様子は、駅地下の大衆飲み屋のようであり。
やっぱカウンターだよねぇ。
まずはビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
そんなに安くはないがな。
屋号に“めしや”とあり食事メインかと思うが、酒のアテもそこそこ。
アテも、やっぱりそんなに安くはないがな、端数99円で一見は安く見えるが。
んー、なんか一番安いもので済ませたいなという気持ちになった、そこまで金を使いたくないな、ここで。
ビールには揚げものかな、とササミチーズ巻きだったかを注文。
うーん、なんかこの、そこまで金を使いたくないなという気持ちになったのは、なんだか尻が落ち着かないっていうか、それは物理的にではなく居心地がそんなに良くないのよね。
なんか接客もマニュアライズされてるっつーか、システマチックな企業系飲み屋っぽい印象を、与えられた。
ま、あとでググってわかったんだが、ここって「ざうお」の会社がやってんのね。
そんで、DEITOSの「まるとく食堂」って店は行ったことないんだけど昼酒ができるって情報を拾っていたので、そのうち行ってみようと思ってたんだが、そちらも系列なんだね。
じゃ、もう行かなくていいや。
構造的に居心地の悪い面もあって、カウンターの向こうはテーブル席が並ぶフロアなんだけど、カウンター席からフロアを見下ろすような高低差があるんだよ。
知らない誰かが飲み食いしてるのを見下ろしながら酒を飲むっつーのは、なんか趣味悪く感じるんだよな。
俺だったら、飲み食いしてるという極めてプライベートな場面を、知らない誰かに見下ろされて眺められたくはないもんなぁ。
互いに、いい具合に対等で無関心でいられるのが心地良いと思うんだがね。
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