そして“都島店”とか言いつつ他に系列店はなく、ここだけ単独の個人経営っぽい「格安王将 都島店」。
この店は、以前に「大衆すし居酒 穴場 都島店」を利用した際、数軒隣に見かけて“おっ?!”と思った。
だがそのときはアイドルタイムの中休みだったようで、寄ることができなかった。
よし、暖簾が出てるから営業中だな、あんまり営業してる気配がなく静まり返っているが。
まぁ時間がね、店の前に着いたのが11時を過ぎたばかりで、まだランチタイムで賑わう前だね。
静かだが、やたら貼り紙が多くて情報が溢れている。
全部に目を通していたら、ドアを開けるまで10分ぐらいかかりそうだ。
喫煙可か、キリンかサッポロの瓶ビールはあるか、など確認してから店に入りたかったが、えぇい、ままよ。
元気よく“こんちは、瓶ビールありますか? キリンかサッポロだと嬉しいです”と述べながら店に入った。
キリンラガー瓶があって嬉しい。
灰皿も完備、優良店だ。
ビールとタバコでひと息ついて、そして壁の膨大なメニュー貼り紙に圧倒される。
店先の情報量どころでがない、氾濫する情報。
全部に目を通していたら、ビールのお供を注文するまでに20分ぐらいかかりそうだ。
餃子だ、屋号に“王将”とあるんだから、やっぱ餃子だろうビールに合うし。
いくつか種類があって、どれにしようか考えるのも面倒なんで4種盛だ。
しそ餃子、チーズ餃子、黒にんにく餃子、そして他よりちょっと大ぶりなジャンボ餃子(=ノーマル餃子)。
それぞれ3個ずつで600円也。
ところで、餃子の提供には15分ほどかかった。
スピードそして回転率で回す店ではないようだ。
でもまぁ、デカいテレビで流れる番組でも眺めて、のんびり待つというのが吉。
貼り紙に埋め尽くされた壁は一面だけではない。
あらゆる壁面が貼り紙だらけ。
それらを眺めるだけでも、注文した料理を待つ間の娯楽となるだろう。
しかしまぁ、本当にメニューが多い。
これらを、店の人は本当に把握できているのだろうか、と思ってしまうほどに多い。
気まぐれにメニューに加えたが、もう忘れちゃっているものとかあるんではなかろうか。
注意深く観察すると、同じアイテムに対して複数の貼り紙があり、表記された値段が食い違ったものもある。
おしなべて高くはないね、激安ではないが格安かな、という印象。
それでいて、100円台の激安も潜んでいたりする。
麻婆豆腐ミニ、380円也。
ミニっていうけど、それなりの量があって、お値打ち。
プレーンチューハイ300円、デカジョッキってのもあって費用対効果的にはそっちがいいかのかもしれない。
いや俺は普通のでいいや。
爺ちゃん婆ちゃん、お二人で切り盛りしてる店。
だからチェーン店じゃねぇよなって思うし、料理の提供に時間がかかるのも飲み込める。
ゆるゆる、ほっこりの、酒が飲めるしタバコが喫える町中華という認識で利用すると、楽しめるよ。
味がどうこうじゃないんだよ、楽しめ。
営業は11:00から、14:30あるいは14:50に中休みとなり、17:30から26:00が夜の部。
爺ちゃん婆ちゃん、26:00まで働いて大丈夫なんだろうか。
13時を過ぎてから提供スタートのメニューもあり、13時を過ぎるとラーメンがちょっと安くなるようだ。
その辺りの時間帯に、もういっぺん行ってみたいかも。
この店に立ち寄ったのは2024年02月08日
↓「食べログ」での店舗情報
格安王将 都島店 (中華料理 / 都島駅、野江内代駅、JR野江駅)