下調べをしていて行ってみたいなと思ってた「明昭屋」という店。
屋号は、明治も昭和もやってます、みたいな由来なのだろうか、いや違うかな。
間口が広く開放的ではあるが、ちょっとここで角打ちできるとは想像しにくい感じ。
ただ、店先を注意深く観察すると、奥で飲めますよと案内する看板がある。
ただ、それさえも普通に商店街を歩いてると見落とすかもねってくらいの存在感だから、そこに気づいた人たちが集う店なのかもしれない。
角打ちできるスペースは、独自に「SAKA BAR」と呼び名もあるようだ。
店内から外に向けて撮った画像で、だいぶ奥まってるんだな飲むところは……と、お判りいただけるだろうか。
まずはビール、残念ながら好きじゃない銘柄のものだったが、生ビールもあるんだな。
酒屋なんだからキリンやサッポロも、もしかしたら出してくれたかもしれないがメニューにはアサヒのみ。
なるほど、メニューをよく見ると“缶ビール(中略)などはプラス30円〜100円程度”で店内のものを飲めるとのことだから、キリンやサッポロの缶ビールを飲むことも可能だったわけだな。
生ビールを注文した流れで、アテにフライドポテト150円也をお願いした。
冷凍食品だが、注文後にわざわざ揚げてくれるのが嬉しい。
けっこうアテは豊富で、日本酒やワインに合わせられるものもあり、そしてどれも安い。
エンシェント・クラン、酒販店で1,000円前後の安いブレンデッド・スコッチ(たまに家飲みに買う)のハイボール、ジョッキで量たっぷり350円。
酒の小売りスペースと角打ちエリアが同じ空間にあるタイプの店では禁煙なのが珍しくないが、ここは珍しくタバコが喫えて有り難い。
それと、角打ちエリアを切り盛りする大将なのか店主なのか、オッチャンが常に笑顔で接してくれて、なんだか店内が朗らかな空気で良いね。
角打ちビギナーにも、きっと楽しいと思う。
この店に行ったのは2019年11月27日
↓「食べログ」での店舗情報
明昭屋 (立ち飲み居酒屋・バー / 南森町駅、大阪天満宮駅、扇町駅)