黄金の郊外町中華「つくし」福岡市早良区荒江

更新をサボっていた時期の積み残し、2021年、新年あけました頃。

たまたまTwitterのTLに流れてきた画像に惹かれて、その店に行ってみたいと強く思うことがたまにある。
そして可能ならば、実際に訪れることがある。

つくし

実際に、はるばる行ってみた。
チャリで来た。

早良区荒江って場所は、地下鉄の駅から遠いんだよ。
福岡市営地下鉄空港線の藤崎、七隈線の茶山、金山、どこからも等しく遠いってロケーション。
そんで俺はバスが苦手なので、そりゃもうチャリ漕いで行くしかなかったってわけで。
ちなみに福岡の住処からは4km弱ってな距離。

つくしつくし

そんなこんなで訪れたのは「つくし」という店。
この、なんともいえない存在感……いやそんなに存在感オーラはないな、なんなら“この店やってんの?”くらいに佇んでる薄い存在感ならある。

つくしつくし

店内もこんな様子で“一生懸命営業中”といった熱量は感じない。
いや、それが良いんだけど。
“ぃらっしゃぁせぇぇーぇぃ!!”みたいな勢いの店って好みじゃないし。

つくしつくし

カテゴリとして食堂かなって予想だったんだが、メニューを見ると中華料理と謳ってある。
改めて外観の写真を確かめるとテントにもちゃんと“中華料理”って添えてあるね。
ラーメンと炒飯を、セットの設定とかないようだったので、それぞれ単品で注文した。

つくし

素晴らしい炒飯。
程よく油テラテラと炒められて、具材は豊富で彩りも良く、いい感じに味が濃いめ。
理想的じゃないか、と独り言ちたいタイプだったのよ。

つくしつくし

そしてラーメン、澄んだ黄金色に輝くスープ。
豚骨じゃないんだね、中華屋さんのラーメンなんだね。
透明感がありつつ、旨味がじんわり深いラーメン、これもまた絶品だ。

ラーメンも炒飯も、どちらも素晴らしかった。
こういうメシを食わせる店が、福岡にもまだ存在したんだ、という嬉しい驚きもあった。

地下鉄の駅周辺は画一的な店ばかり目立つが、あるところにはあるもんだ、という店だった。

この店に行ったのは2021年01月05日
↓「食べログ」での店舗情報

つくし中華料理 / 茶山駅藤崎駅金山駅