大袈裟に言えば宿願だった「大安」大阪市北区天神橋

まぁ宿願ってのは大袈裟なんだけど、行きたいなぁ寄りたいなぁと思いつつ、なかなか実行できずにいたのよ。
それは別に大した理由があったわけでなく、数軒隣の「銀座屋」ばっかり脊髄反射的に利用してたから、という単純な理由だったんだけど……うーん、強いて言えば店先に提示された情報から喫煙できるのか否かが判断できずに躊躇していたというのはあるな。

大安

そんな「大安」です。
屋号の読みは“たいあん”なのか“だいあん”なのか知らんかったんだけど、どうやら“だいやす”なのね。

大安

店に入ると灰皿が視界に入り、喫煙可であることを確認。
安堵して瓶ビール、赤星があるのが良いねぇ(しかし注ぎ方が下手だな俺)。

大安大安

品書きペーパーを眺めて、まずはオムレツの麻婆あん400円也を注文。
想像したのと違った、作り置きの玉子焼きに餡をかけて、ってものだったが麻婆餡はビールにマッチ。

大安大安

きずしあぶり500円、酒を冷やで。
うん、これ、この店は魚と日本酒が飲るのが良かったんだな。
これは旨いね、って満足度の高いものだったよ、いい感じに生の部分も残ってね、良いきずし。

大安大安

押しメニューであるらしかった、さば棒ずし500円也。
鯖のあとに鯖を注文するのが少し気恥ずかしくも感じたが、俺は鯖がすごく好きなのよ。
むっちりと身が厚く、みっちりと美味しさにまみれた寿司飯が相まった、至福。
かなり幸せを感じる棒鮨で、酒をおかわりせずにおれなかった。

もっと早く、こん店に入っておくべきだった。
そう思わせたね。
今まで行ってなかったことを後悔するより、これからは「銀座屋」と「大安」のハシゴで天満パラダイスだなと、“もうこれで何も心配事はない”という気持ちになった。

この店に行ったのは2021年11月10日
↓「食べログ」での店舗情報

大安立ち飲み居酒屋・バー / 天満駅扇町駅天神橋筋六丁目駅