思いを馳せてしまった「源氏」大阪市天王寺区下味原町

鶴橋駅の薄暗い高架下(高架というには低いなといつも思う)、何度か店の前を通りすがって開いてたり開いてなかったりする「源氏」。

源氏源氏

水曜日の16時台、開いてたので立ち寄ってみた。
先客は一人、静かで仄暗い立ち飲み。

源氏源氏

瓶ビールはないとのことで、仕方なく生ビール。
壁に貼られた品書きに“明石焼”とあったので注文したら、今はないとのことで仕方なく、おでん。

源氏源氏

母娘でやっているのだろうか、その二人は店の隅の椅子に、寄り添うように、会話があるでもなく静かに座っている。
客との接触を避けているのだろう、それはコロナ禍において接触による感染を警戒してのことだろうと想像された。
その想像は間違いじゃないだろう、というのは会計時に伝票がわりのメモ紙の上にお金を載せて渡すように言われたことで裏付けられたように感じた。

本来なら、まだ店を閉めていたいんだろう、でも生活のために営業せざるを得ない、という葛藤が垣間見えた気がした。

それでまぁ、シーンとしてるのは別にいいや。
店内が雑然としてるのも嫌いじゃない、タバコが喫えるのは有り難い。
これで、瓶ビールがあればなぁ。

この店に行ったのは2020年11月24日
↓「食べログ」での店舗情報

源氏立ち飲み居酒屋・バー / 鶴橋駅桃谷駅玉造駅(JR)