平日の正午前、若い娘さんグループやチャイニーズやコリアンと思われる団体などがダラダラとそぞろ歩いたり路上でたむろしているので、イライラする。
新世界で立ち寄りたい飲み屋もあったんだけど、スルーしてジャンジャン横町へ。
この辺りはまだ、それほど観光客に侵略されてないように感じる……いや俺も観光客なんだけどね。
ジャンジャン横町には敷地の狭い立ち飲み屋が何軒かあって、「時」なんかすごく好きなんだよね。
今回は行ったことのない飲み屋に立ち寄ろうと、とりあえず客の少なそうな店に入ってみた。
「福娘」という立ち飲み屋。
その屋号から、懐かしき昭和のCM“お酒は灘の〜ふくむすめ♪”というフレーズが脳内で再生されたのだが、いまこの記事を書いてて気づいたよ漢字が違うじゃん、あのCMの酒は“富久娘”じゃん。
で、こちらの立ち飲み屋は、ガールズ立ち飲み屋なのでした。
若くてカワイイ娘さんの接客が売りなんだねぇ。
いやまぁ梅田とか難波とかならガールズスタンディングバーとかあっても不思議じゃない気もするが、ジャンジャン横丁でガールズ立ち飲みかぁ、となんだか妙に感心。
カウンター奥の壁に“ええかげんにしてや!!”って張り紙があり、飲み屋のネーチャン的な接客を期待してんじゃねーよ薄汚いエロオヤジめ！ みたいなことが書いてある。
ということは、ネーチャン目当てのエロオヤジで賑わっているということなのだろう。
ふむ世の中にはいろんなところにビジネスチャンスがあるものだなぁと妙に感心した。
俺もいい歳こいたオヤジではあるが、そんなにエロオヤジではないのでネーチャンよりも酒があればいい。
そんなわけで酒のメニューを確認。
キリンラガー瓶があって嬉しい。
中瓶で450円だから、立ち飲みにしちゃ安くないっつーか高いと思うが、観光地価格だしガールズ価格？
それはそうと昨日の酒が抜けてなくて、あんまり飲めねぇ。
中瓶一本を飲み干すのもシンドかったので、店のお姉さんに飲んでもらった。
キャバクラとの違いがわかんないような最近のガールズバーのような媚びた接客ではなく、ナチュラルで好感がもてるお姉さんであった。
そこそこシャレた感じの店内でもあるんで、観光で来たんだけどジャンジャン横丁はちょっと殺伐として店に入りにくいと感じるような女子グループが気軽に立ち寄れるお姉さんがやってる店、というコンセプトのほうが良いのではないかと思ったりしたが、まぁ経営者はどういう線を狙ってるのかは知らん。
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