何を食べようか、何を注文しようかと明確に意思決定をすることなく、そこにあるものを思うままに食う。
バイキングってそういうもので、そこには独特の楽しさがあるよね。
なかなか高価なランチブッフェなんかもあるけど、低所得者である俺はもっとチープなものが良い。
そういえばファミリーレストランの「COCO’S」で朝食バイキングやってたよねと思い出し、行ってみた。
谷町線喜連瓜破駅から歩いてすぐ、「COCO’S 平野店」。
事前に調べたんだけど、大阪市内で朝食バイキングやってるのって3店舗だけなのよね。
さらに3店舗のうち土日オンリーではなく平日も実施してるのは平野店だけだったので、そこを選んだ。
店頭に価格改定のお知らせが貼ってあったが、値上がりまくりのご時世だけに、驚かない。
まぁ値上がりしたとはいえ平日830円(税込913円)、バイキングにしては安価だと思うんだよね。
ちなみに実施時間は07時〜10時だが、利用できるのは90分という縛りがあった。
それも気にならない、2時間ガッツリ食べ続けたいとは思わないし。
さて朝食だし、まずはパンを食おう(日常でもだいたい朝はパンを食っているので)。
パンは4種類だったかな、マーガリンやジャムが用意され、トースターも設置されている。
スクランブルドエッグ、ウインナー、ポテト、イチゴヨーグルトみたいなのを添えて。
飲みものが種類豊富で楽しく、日常ではほとんど飲まないオレンジジュースを選んでみた。
これだけでもはや、朝食として満たされていると感じるが、これだけで913円を払うのはイヤだよね。
でもこの先があるんだから、大丈夫だ。
カレーだよ、バイキングにカレーがあれば、そりゃあ食うよね。
十分においしいカレーだったが、欲を言えばコロッケとか唐揚げとかトッピングしたかった。
そういうアイテム見当たらなかったんだけど、土日だったら用意されてるのかもしれない。
でも土日は料金が少し高くなる、のは良いんだけど、すごく混むだろうから嫌だ。
俺が利用したのは平日の07時台だったんだけど、まぁまぁお客さんいたな。
たまには出勤前にバイキングでも、って感じではなくガチ勢といった雰囲気の客も何人か。
“必ずや元を取るし元を取るだけでは済ませない”といった気迫を漂わせていた。
土日は、そういう猛者が続々と詰めかけるかと想像すると、恐ろしい。
さて3巡目は和のテイストで。
海苔を敷いたごはんの上に納豆、そして卵黄を。
このような場合、卵白は味噌汁にブチ込むようにしている。
卵白までごはんに乗せたくはないが、かといって卵白は捨てるなどもってのほかであるから、味噌汁にね。
飲みものが種類豊富なのは既に言及したが、紅茶、フレーバードティー、抹茶なんかも充実していた。
お茶好きには嬉しいだろうね。
さて、締めにデザート。
ワッフルを自分で焼けるようになっている。
用意されてる生地を垂らして、プレスして60秒ほど待つだけと簡単で、そしてなんだか楽しい。
ホイップとメイプルシロップ的なもので、シンプルにいただいて、満足。
朝食バイキングって、非日常のアトラクションとして楽しいな。
もしかして出張の多い勤め人にとっては、ありふれた日常なのかもしれないが。
俺にとっては、わざわざ朝っぱらから電車に乗って行った、というところから、もうアトラクション。
また半年後くらいにやりたいかも。