陸橋が目立つあまり、店舗はあまり視界に入らない、というか二階の雀荘のほうは目立つと思う。
二階が雀荘であるから、客層はちょっとアレだと予想されると思う。
だが昼どきはサラリーマン、真っ当な勤め人が多く、かなり賑わうんだよ。
この店の庶民的なメシが、わかりやすい味で好きだ。
だいたいのメシ屋にはあるようなメニューは、だいたい揃うという感じで、おおむね安い。
カツ丼が俺のお気に入りで、定期的に食べたくなるなぁ。
で、夏になると、必ずここの冷やし中華を一度は食う。
そして今年も冷やし中華の季節が到来したわけです。
平日の昼メシどきちょっと前に行って余裕でカウンター席を確保、冷やし中華を注文しましたよ。
この店の冷やし中華は、豚骨風味でニンニクフレーバーもあり、ちょっと正統とは違うものだ。
麺はラーメンの麺だよねぇ、ちょい細めの。
正統派ではないんだが、うまいんだよ。
味が濃く、ニンニクも香り、コクがあって、それでいて冷やし中華らしい甘酸っぱさもあり。
辛子と一緒にマヨネーズもちょっと添えてあり、俺は冷やし中華にはマヨネーズノーサンキューなんだが、キュウリのポジションに添えてあるから許容できる。
ただ、オレンジがのってるのは、俺としてはちょっと邪魔だな、彩りは良いが。
冷やし中華って店によっては平気で800円オーバーな価格設定だったりするが、こちらでは650円でございます。
安いよね、そしてうまい。
それにしても冷やし中華ってのは、美しい彩りで目も楽しませてくれるね。
大好きだよ冷やし中華。
食べ終わろうって頃には、店内ほぼ満席に。
厨房では店内のオーダーをさばくだけでなく、出前の注文も多いらしく慌ただしい。
この店に初めて行ってみようって人は、昼メシどきからズラして行くのがよろしいかと。
アイドルタイムに閉めずに通しで営業してるから、昼下がりにゆっくりメシが食える。
そして、酒を飲むためのアテも、少しある。
豚骨とか餃子とかね。
ビールと野菜炒めって注文をするオッサンも見かけたことがあるな。
ただ、家族経営で、しかも親子3代くらいでやってんのかしらんって感じで、たまに店内で幼児を見かける。
だからちょっと昼酒をダラダラ楽しむのは、ちょっと俺は気が引けるかな。
気にする必要はないのかもしれないが、なんとなく個人的にはちょっとね。
そんなわけで、ここは俺には珍しくメシを食うことだけを純粋に楽しむ店なのでした。
↓「食べログ」での店舗情報
金壇 (ラーメン / 九品寺交差点駅、交通局前駅、水道町駅)