トレンディでナウな店には行かない俺ですが、「ビアエア」に行く機会を得ました。
福岡空港の送迎デッキで催される「ビアエア」は、すごい大人気で予約困難なビアテラスでございます。
今もっともアツい人気スポットのひとつかと思います。
友人にお誘いいただき、そういう分不相応にトレンディなスポットに行ったのでございます。
はー、なにはともあれ空港っていいよねー。
ヒコーキかっこいい。
と、駐機しているヒコーキを眺めながらビールが飲めるのでヒコーキマニア垂涎のビアテラスかと思います。
まぁ俺はフツーにヒコーキかっこいいと思う程度で、機種が判別できたりするマニアではない。
こちらがエントランス。
なかなか盛況だねー。
この日は雨に降られずに済んだが、雨の日はテントが張られるそうだ。
店内は、フツーにビアガーデンっぽい。
もっと煌びやかな祝祭空間を想像していたが、フツーだったな。
エントランスで出迎えてくれたポスターは、こりゃけっこう金かけてるなってデザインなのだが、それと店内のフツーさがアンバランスな気もしたよ。
入店するとパスが配られます。
搭乗券を模したデザインで、まぁ凝ってるんだけどこれ、くれるんだよね。
思い出になるってことかもしれんけど、俺は別に要らないなぁ、回収すればいいのに。
ま、なにはともあれビールを飲もう。
ビール注ぎマシーンが、ジョッキをセットしたら後は自動でやってくれます。
マシーンは、一番搾り、プレミアムモルツ、ファッキンスーパードライがありました。
消去法で一番搾りにしましたが、黒ラベルも用意しとけよ!
ちなみにコースターと箸袋、こちらもポスター同様にデザインに力いれてますね。
コースターは、これともう一種、計2種あったのかな。
パスは要らんと思ったが、このコースターは欲しいと思ったわ。
さて、ビール以外も飲もう。
ワインとか焼酎とか用意されてたが、なんちゃってカクテル的なものもあったよ。
リキュール類がいくつか並んでおり、それらを使ってオリジナルな配合のカクテルっぽいものが作れる。
お、モヒートやんけ。
でもコンクで残念……だがしかし、フレッシュなミントの葉が!
これはポイント高いねぇ〜。
コンクと炭酸ではクソ甘くなるだろうから、まずジョッキに氷とミントの葉をいれて、ミントをマドラーで潰してからコンクをちょっとだけ入れ、ハイボールのサーバからハイボールを注ぎます。
そうしてオリジナルのモヒートっぽいものを作って飲みました。
うん、楽しい。
自分で混ぜるの楽しい。
せっかくフレッシュミントを用意してるんだったら当たり前にバカルディ置いといてくれたらいいのにと思ったが、そこはまぁ創意工夫で楽しむ。
次に、スティックシュガーがあったので、ジョッキに氷とミントとスティックシュガーをガシャガシャ掻き混ぜてからハイボールを注ぎ、ミントを飾りました。
なんちゃってミントジュレップ的な、ね。
あと、ミントビアもね。
なんかね、いろいろ試して飲むと楽しいね。
ところで、料理はショボかった。
だいたいこんな感じ。
「ビアエア」って料金4,500円もするんですけどね、その割には料理はショボいぜ……。
だがしかし、料理ではないけど、こういうものがあった。
ガリガリ君食べ放題。
食後のデザートに、ビールを飲んで火照ったカラダを冷ますために、ということだろう。
だが俺はこれを、酒にブチ込みました。
ガリガリ君入りミントビア。
うーん、これはこれでなかなか。
ガリガリ君単体を店で買ってきて、わざわざ酒にブチ込もうとは思わんけども、ご自由にと用意されていれば冒険にも躊躇がなくなるね。
というわけで、いろいろ混ぜて楽しむのが吉。
しっかし、ポスターなんかのパブリシティに気合い入れてるのと同じくらい、もうちょい料理にも本気出して欲しかった。
それもそうだし、ポスターなんかの60年代オシャレコスチュームみたいなユニフォームのスタッフがいるものと期待してたんだが、そうではなかった。
いやまぁ感じの良い女性ホールスタッフがいましたけどね。
いやまぁとにかくパブリシティ先行って印象を受けたね。
そこだけ一人歩きしちゃってる感じ。
そのくせ、地下鉄福岡空港駅とか空港ビル内には、「ビアエア」の案内は見当たらなかった。
だから、地下鉄を降りて、どちに行けばいいのか戸惑ってしまった。
なんかいろいろ、ちぐはぐな印象があったなぁ。
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