期間限定の店舗限定、大阪ではどこで食えるのかと調べたら市内の何軒かで提供している。
その中から「松屋 通天閣店」へ、新世界東映で映画を観たあとに行ってみた。
「シュクメルリ鍋定食」としての提供で、ゴハン、味噌汁、サラダが付く。
しかし、サラダも味噌汁も要らないだろ、シュクルメリというものを食ったことはないが料理の概要は下調べしているわけで、とてもサラダや、ましてや味噌汁は合いそうにない。
あまり日本で知られていない異国の料理を出すって「松屋」すごいなと思ったが、とにかく何にでも味噌汁を付けるというのも「松屋」平常運転だなと思った。
ただ、シュクルメリ単品でも売ってるんだよね、救われた気持ちになったよ。
初めての、シュクルメリ。
牛めしとかカレーみたいに素早く出てはこなかったが、まったく納得できる。
煮えたぎって、アツアツで現れた。
着火された固形燃料がセットされたコンロに載って、鉄鍋での登場。
セッティングも多少は手間だろうし、アツアツにするのも時間は要るわな。
食ってみたら、美味しいんだなこれがまた。
どういう料理なのか予習してきて、期待を裏切らないどころか予想以上にうまかった。
サツモイマってどうなの、と思ってたが、アリだわ。
そんで、鶏肉がゴロゴロでボリューム的にも満足。
このシュクメルリというのはジョージア(かつて国内ではグルジアと呼称されていた)の料理で、にんにく・サワークリーム・塩・油で煮込んだ鶏肉料理、とのこと。
それってアヒージョっぽいのかなと予想してみたりしたが、実際はシチューっぽい、というか熱いチーズフォンデュに鶏肉をブチ込みましたって感じかな。
具材にサツマイモが使われていたり、チーズがトッピングされているのは「松屋」アレンジなのかどうかしら。
もっとサワークリームが前に出ても良かったのかも、と思わないでもない。
まぁ本場ジョージアのを食ったことないので忠実に味が再現されてるのか判らないんだけど、すごく満足した。
珍しいもん食った、という満足感も込み。
ただ惜しむらくは、これが期間限定で、しかも、これを書いてる2019年12月13日の明後日、15日で終了する予定であることだな。
もっと多くの人に食って欲しいなと思うんだけど、提供期間が短いし、提供店舗が少なくて残念。
食えるチャンスがあれば、ぜひ食ってみていただきたい。
この店に行ったのは2019年12月13日
↓「食べログ」での店舗情報
松屋 通天閣店 (牛丼 / 恵美須町駅、今宮戎駅、新今宮駅)