コロナ禍の影響による営業自粛かなぁ……まだ自粛かなぁ……いつ再開するんだろう……
あっ、店をたたんだのか。
「一心亭」があった場所に、まったく別の店がオープンしていたから、閉店していたんだなぁ。
もう、あの“広東風カツ丼”は食えないんだな。
残念。
<初回投稿:20202年03月10日>
そもそも“中華風カツ丼”というものの存在を知ったのは、TwitterのTL上だった。
在大阪暦の長いフォロアーさんがつぶやいていて、すごく惹かれて、それはどこで食えるのか訊いた。
その店は難波中の「一心亭」だった。
この店の存在は、仕事先のひとつの近隣なので、見かけて知っていた。
ここに“中華風カツ丼”なるものがあるとは、ぜんぜん意識していなかったが。
店先はけっこう派手な印象だが、店内は思いのほかシックな町中華の風情。
メニューを眺めるとなかなか豊富な品揃えであるようだが、ここは中華風カツ丼一択だ。
現れた皿は、この前日に食ったものより、配色が豊かで彩度高めのものだった。
人参の赤がアクセントになっていて、視覚的にもおいしい。
食ってみると、重奏的に奥行きのある味わい。
やわらかい甘みのある中華餡、だけには支配されずに和風のダシも感じつつ、玉子のまろやかさもあって。
中華テイストでありながら和のカツ丼の風味もある、ハイブリッドな旨味を楽しめた。
これはクオリティ高いと思うんだ、まだ“中華風カツ丼”を食ったの二度目なんだけど、もうこれが理想形かもしれないと思っちゃったね。
ちなみにメニューでは“広東風カツ丼”って表記になってるね。
なにが広東風なのかわかんないけど、730円で深い満足感を得た。
腹も満ちたし、素敵だね。
この店に行ったのは2020年02月13日
↓「食べログ」での店舗情報
一心亭 (中華料理 / 大阪難波駅、なんば駅(大阪メトロ)、JR難波駅)