ガパオに脊髄反射してファミマ「ガパオおむすび」食べたよ

いなばの「とりそぼろとバジル」(正式な商品名でなく、もっぱらタイガパオと呼んでいるが)が、ようやく当地(九州のクソ田舎)でも容易に買えるようになった頃、アホみたいにそればっかり食っていた。
それから類似の商品が出ればチェック、ほも弁もガパオ弁当とか出したよなぁと、すっかりガパオといえば食わねばという体質になっている俺です、こんにちは若奥さん。

ファミリーマートが「ガパオおむすび」なる商品をリリースしたと知り、脊髄反射的に走ってファミマに買いに行きました(ホントは歩きました)。
【マンゴツリーキッチンコラボ商品】となっているが、そんなのは知らん。

ファミマ ガパオおむすび

はい、見た目的に、ガパオ感ありますね。
パッケージ越しに赤いピーマン、緑のピーマン、そぼろ、バジルらしき切れ端、たまごの黄身っぽいものが見えていて、納得のガパオ感なわけです。

ファミマ ガパオおむすび

原材料を見ても、なるほどガパオ的な材料が確認できます。
ん? 卵黄風ソース?
たまごの黄身に見えるのは、ソースなんだね。
コスト的、あるいは賞味期限的な対応なのだろうか。

ファミマ ガパオおむすび

開封しても、やっぱガパオ感。
卵黄風ソースというのも、美味しそうに見えますよ?

食べてみると、なかなか美味しいです、ガパオっぽいです。
んー、もうちょい辛さが刺激的でもいい気もするが。
いや、ちゃんと辛い、食後も舌に刺激が残るほどには辛いんだけど、食べてる最中の体感としては刺すような辛さが欲しいなと感じた。

あと、もうちょい味が濃くてもいいかなぁ。
油分、塩気が少し物足りないかな…それはゴハン部との分量バランスのせいかな。
表面にまんべんなく塗布されているガパオ分だが、さほど厚みがないので、ガパオ面を上にして水平に横からみると圧倒的なゴハン部の分量なのよね。
結果、トータルでは味が薄く感じる。

それと、ナンプラー的な魚醤的な風味には乏しいかな。
ちょっと辛めの変わった鶏そぼろおにぎり、としては十分に美味しいが、エスニック成分が弱い気がする。
まぁそれもマーケティング的な判断かもしれん。

なんだかんだいっても税込み130円だもんね、納得できます頑張ってると思います。

ファミマって、昔からエスニックな食べ物をフィーチャーしてるって認識なのよね。
若い人は知らんかもだけど“♪アジアごは〜ん♪アジアごはん!”ってCMも印象的にエスニックなシリーズを展開したのはインパクトあって、今も記憶に強く残ってるわけです。
当時は身近に気軽にエスニックフードに接する時代ではなかったんでね。
それって16年も前のことだったんだねぇ確認してみたら…当時のニュースリリースはこちら
そんなわけで、エスニックフードを取り入れたパイオニア的な評価が自分の中にあって、ファミマのガパオに対して個人的に期待値が高かったのよ。
いや、満足してないわけではないよ、驚きと感動は、なかったけど。

ここから余談になるけど、アジアごはんキャラクターって安西肇が描いてたように記憶してたが、確認したら違ったわロドニーさんだったのね。
サンダーバニーとかで有名、JR九州の交通系ICカードのキャラクターも描いてるね。
いやぁ人の記憶って、あてにならないねぇ(俺だけか)。