<追記:2024年01月16日>
久しぶりに立ち寄った「すし政」。
詳しく言えば「すし政 東店」ってことになるんだね、この店。
感染拡大防止の自粛のアレで、長いこと閉まっていたよね。
自粛が明けてからも、ずっと閉まっていた印象がある。
たまたま通りすがったら営業してて、思わず飛び込んだ。
とりあえず酒を頼んで、醤油の皿とガリっつーか紅ショウガが出されて、ここで“ん?”と思った。
醤油は刷毛でネタに塗る、ってシステムじゃなくなったということか。
これはコロナを経ての変化ということかな。
そういえば紅ショウガも、以前は器に盛られているのを各自で取り分けてたような。
さば、漬けまぐろ、鉄火巻き。
このサイズ感が好みなのよ、ネタとシャリのバランスも。
細巻きも、この細さが酒のアテに良いわけよ。
まぁ細巻きの切り方があんまり美しくないんとは思うが、庶民寿司だからオーケィってことで。
こはだ、鰻。
酒おかわり。
以前は何人かの職人で回してた記憶だが、このときワンオペだった。
それは昼の時間帯だけなのかな、先客2人一組、後客2人一組、支障なく回ってたな。
俺以外の二組の客は、いずれも男女で、女性はホステスさんって感じで。
平日の14時台にそういう客層っていうのが、いかにも庶民寿司という雰囲気で、良い。
この店の健在が確認できて良かった。
またフラっと寄りたい。
<初回投稿:2015年03月22日>
大阪といえば寿司だ。
大阪で寿司といえば天五だ。
天神橋5丁目、すなわち天五は安くて旨い寿司屋が密集している寿司地帯なのだ。
よって、寿司屋のハシゴをするのである。
「春駒」と同じくらい好きなのが、こちら「すし政」でございます。
この店、狭くってね。
カウンターしかないわけだが、表の引き戸をガラリと開けると即、椅子ってな感じ。
席に着くと引き戸を背負っているような様相を呈する(いや言い過ぎか)。
なんつーか、立ち食いそば屋みたいなパーソナルスペース感覚があるよ、座れますけどね。
それが、スッと入ってサッと食ってチャチャっと帰るっていう風に使えて、むしろ好き。
寿司、たいへんお安くなっております。
この辺の寿司屋は、メニューに表記の値段で二貫ってのがデフォルトなようで。
ネタに醤油を刷毛で塗るのも、ガリが牛丼屋の紅ショウガみたいなのも共通のようだね。
さば、いわし、どちらも150円。
直前に寄った「春駒」で食べたものとカブらないようにと思うも、青魚好きなんで似たようなものになったな。
寿司にはポン酒だろ主義なんだが、ハイボールを。
昼頃まで前日の酒が抜けずに不調だったし、この日も既に5軒目なんで少し飲み疲れて。
カッパ巻で〆る。
寿司屋の締めはカッパ巻、ってのが好きなんだ。
それにしてもやっぱ、大阪ではカッパ巻じゃなくて胡瓜巻って呼ぶんだなとここでも確認。
「春駒」に較べて、ややシャリが甘いかなと思うし、ぶっきらぼうな接客だなと思うが、気にならん。
「春駒」より“寿司なんざ安くて気軽に食えなきゃいけねぇ”って空気を感じられる。
どちらも良いし好きだし、じゃあハシゴすればイイじゃんってのもできちゃう安さだよ。
でも寿司ばっか三連続ってのもな、って「奴寿司」も良いのについつい行きそびれるんだよなぁ。
つーか、今まで意識してなかったが此処は「すし政 東店」なんだなぁ、他の店舗は行ったことないし「春駒」も支店があるが行ったことないし、行きこなせないんだよね。
そんな天五の寿司屋密集地帯があるから、大阪といえば寿司なのだ!
↓「食べログ」での店舗情報
すし政 東店 (寿司 / 天神橋筋六丁目駅、天満駅、扇町駅)