ゴールデンウィークが明けると、冷やし中華が始まる。
地域差はあるかもしれないが、少なくとも大阪では冷やし中華が食えるようになるシーズンだ。
そんなわけで、冷やし中華を求めて“せんびる”9号館B2の「中華居酒屋 珍八香」へ。
屋号の“珍八香”の読みは“ちゃこ”。
店先に食品サンプルを添えて冷やし中華がアピールされている、いいぞ俺が求めるものだ。
しかし、まぁ毎年これ言ってる気もするが、大阪では頑なに“冷麺”って言うよね“冷やし中華”じゃなく。
冷やし中華だろうが、と語気荒めに言いたい。
冷やし中華を求めて訪れたくせに、まずビール。
キリンラガー瓶があって嬉しいし、期待してなっかったのに灰皿があるじゃないか。
これは飲める中華屋さんだな、それじゃあ餃子も。
そして、冷やし中華。
配色のバランスも良く、細切りのハムがオールドスクールで嬉しい冷やし中華700円也。
今どきの冷やし中華は1,000円近くて当たり前な気がするので、700円ってすごく安いね。
麺はツルツルシコシコ茹で加減固め、スープあっさり酸っぱさ甘さ控えめ。
俺は麺やわやわ咽せる酸っぱさと甘さしっかりが好みではあるが、あっさりも良いじゃないか。
これが2024年初冷やし中華、良いスタートを切れた。
ところで、卓上メニューの他に、黒板や壁に貼られた短冊に一品が。
ハムカツとかチーズフライとか、酒場っぽいアイテムがけっこう揃う。
これは飲めるな、屋号に“中華居酒屋”と冠が付いているが、それに偽りなしという居酒屋っぷりだな。
通し営業みたいだし、昼下がりに飲むのに使えるね、タバコ喫えるし。
冷やし中華を求めての利用だったが、むしろ昼酒を楽しめる店としてのポテンシャルに気づいてしまった。
この店に立ち寄ったのは2024年05月10日
↓「食べログ」での店舗情報
珍八香 (中華料理 / 本町駅、堺筋本町駅、心斎橋駅)