えー、まず、“武者がよか”とか言わんし。
プレシジョン熊本弁では“むしゃんよか”だな。
横浜市中区日ノ出町のラーメン屋「武者がよか」。
日ノ出町って宮川町の隣だから、2晩ほど野毛と宮川町を徘徊していてこの店のことが何度か目に入った。
目にするたび、いやいやいやいや、なんだそのわけのわからん屋号は(半笑い)、こういうのってどういう需要があるんだろラーメンマニアなら九州の有名店が出店してるってんなら行くかもだろうけどね腐れ一蘭とかファック一風堂とかならね、でもここって九州発ではないってググったらすぐ判るから行かないよね、そんで俺に関して言えば横浜に来てるのに九州ラーメンわざわざ食わないよね、と思ったわけでね。
黙殺の姿勢だったわけです。
が、何度も通りすがっちゃうと、もうなんだか気になってね。
んー、あと、いやらしいけどブログのネタになるかなとか思ってね。
ついつい、酔った勢いで入っちゃったよね。
んー、そんでまたこの店、九州とんこつラーメンっていうはなはだ大雑把なくくりで看板あげてるのね。
九州の豚骨ラーメンつってもいろいろあるわけじゃん? それぞれ違うんじゃん?
ふむ、醤油豚骨ってか。
そんじゃ博多ラーメンではなく、福岡ラーメンって感じかね。
でまぁ、あれだよ福岡じゃ“むしゃんよか”って言わんからね。
それ言うの熊本。
だからー、そういう屋号であれば熊本ラーメンを出すべきだよね。
んー、まぁいいか、九州のラーメンに馴染みの無い横浜のひとを相手にした商売だから、まぁどうでもいいのか。
ラーメンこんな感じね。
630円ね。
うっわ(半笑い)、貧相(半笑い)。
630円でこれかよ。
なんかもー、こんなの500円以下じゃなきゃダメだぜ?
いや……でも福岡にも600円とか700円するクソみたいなラーメンあるしな……んー。
卓上無料オプション、紅生姜、すりおろしニンニク、辛味噌的なもの、ごま、ラーメンだれ。
辛子高菜ないのかよ。
どうせナンチャッテなんだから九州っぽさを演出する辛子高菜、無料で置いとけよ。
ってな感じでね。
いやー、まぁあれだな、人としてどうかとは思うけど、ダメなのを期待して入ったんだけどさ。
んで期待通りにダメだったんだけどさ。
そりゃ横浜の、わけわからん屋号のラーメン屋の九州ラーメンってのが美味しいはずはない、という前提だったけどさ。
それでもどうなのこれは、っていうね。
いやまぁ、あれだ。
うん、こういうもんだよな。
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