野毛から、橋を渡って福富町へ。
飲食店と性風俗店が混在する通りに、なんだか妙に惹かれる店があった。
「ヨコハマ居酒屋ローガンズ」という店。
ヨコハマ居酒屋って何なのよ?
店舗外観の、まぁとりあえず間に合わせでこんなもんでいいかなって気持ちが伝わってくるような、チープな手作り感。
この物件を契約して飲食店を始めるにあたって改装なんてぜんぜん考えなかったんだろうなぁって想像させる、そのまんま感。
提灯が無駄に輝いているが全体的に薄暗くて、あんまりヤル気ないんじゃないかなって感じも漂う。
店頭の黒板に書かれたメニューを見ると、まぁ安いよね。
入ってみるか。
店先の薄暗さとは対照的に、店内は無駄に明るい。
この明るさは、飲食店の照明じゃないな。
うん、店舗の照明プランなんか考えてないし内装も考えてませんというような、やはり間に合わせ感がある。
メシ食ってるお客さんがいる、と思ったら店の人だった。
テーブル席でメシ食ってた初老店主と推定外国人妻の2人でやってる店のようだった。
メシ食ってる途中だったが、ウェルカムに迎えてくれた。
とりあえずハイボールを飲み、フードメニューが安いのでなにか注文してみようと考えた。
ぜんぜんピントが合ってない画像で恐縮だが、豚ロースしょうが焼き350円也。
ささみたたき大葉わさび300円也。
どちらも、正直なところ頑張った素人料理の範疇かなと感じたが。
どちらも手をかけて盛り付けもちゃんと頑張ってる、なんか真面目にやってる気持ちが見える。
友達のところに遊びに行って、こういう料理が出てきたら懸命にもてなしてくれてるんだなと嬉しくなるって感じ。
嫌いじゃないなー。
いろんな要素がチープだし、プロっぽさは感じないんだけど、総合的に嫌いじゃないってか好きかも。
でもこの店、今もちゃんと現存してるかしらって、ちょっと心配な気持ちがある。
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↓「食べログ」での店舗情報
ヨコハマ居酒屋ローガンズ (居酒屋 / 日ノ出町駅、桜木町駅、関内駅)