ある夜、近くの博多百年蔵でのイベントで酒を飲み、その勢いで友人と共に利用してみた。
店内は昔ながらの町の食堂という造作で、これは好み。
先客はなく、店の人の姿も見当たらなかったので声をかけると、奥からオバチャンが出てきて迎えてくれた。
ビールは嫌いなアサヒスーパードライしかなかったが、暑い日だったからとにかくビールが飲みたかったので注文。
メニューを見ると中華料理メインのラインナップだったので、ビールに合うものをと餃子と酢豚。
どちらも美味しかったが、特に酢豚が野菜に火が入りすぎず水々しく彩りもよくて良かった。
パクパク食べつつビールを何本か、オバチャン一人で切り盛りしているようだから煩わせないようビールもらいますと申告しつつ客席にある冷蔵ショーケースからセルフで。
栓抜きの、自然体のヴィンテージ感。
サッポロの栓抜きなんだから、サッポロのビールを置いてくれていれば良いのにと思ったね。
締めにチャーハン。
五目タンメンとかラーメンとか締めになりそうな麺類もあって迷ったし、品書きには冷やし中華もあったから是非と思ったがこの日は品切れで、消去法でチャーハンとなった。
特にどうということはないが必要十分に美味しいというチャーハンだった。
後日、再訪。
冷やし中華を食べないと気が済まなくなっていて、前回は夜に品切れだったから昼に訪れた。
店に入るなり冷やし中華を注文。
野菜こんもり、つゆ多めの冷やし中華。
トマト丸々1個かなってボリュームがすごく、もはやサラダかなって感じも。
甘くて酸っぱくて王道という味の冷やし中華で、多めのつゆも飲み干した。
ダラダラと酒を飲むのに適した店ではないから“飲める食堂“の範疇ではないと思うが、良い食堂だ。
昼は(推定)息子さんが手伝ってくれてるようだが、オバチャンこれからも頑張ってください。
↓「食べログ」での店舗情報
本龍 (中華料理 / 千代県庁口駅、呉服町駅、馬出九大病院前駅)