<追記:2018年08月26日>
同じ店のことを何度も書くのは基本あんまり好きでないので書いてないが(単にそんなにマメではないというのもある)、この店には何度かリピートしている。
昼メシを食ったり昼下がりに独り飲みをしたり、なかなか使い勝手が良くて重宝している。
仕事先に近いからついつい寄っちゃうというのもある。
食欲旺盛な女子を連れていったときは、バカスカ食った。
エビチリはプリプリで良かったし、あとトマトと玉子の炒めたやつね。
中国語では西紅柿炒鶏蛋とか番茄炒蛋っていうやつね(いま調べた)。
これが好きなのよ、中華料理といえばこれって感じに好きだが、そんなにどこの店でもメニューにない気もする。
これが美味しかったなぁ。
酢豚もウマかったし、チマキも良かった。
ばくばく食って(主に女子が)、フロアを仕切るオバチャンに勧められるがままハイボールをガブガブ飲んだ。
それはそれとして、冷やし中華だ。
この夏、俺はやたら冷やし中華を食っていた。
この店も中華の店だから冷やし中華もあるだろうと昼メシどきに利用した。
棒棒鶏っぽい冷やし中華が出てきた。
俺の好きな“いわゆる冷やし中華”ではなかったが、いやこれはこれで美味しかったよ。
<初回投稿:2017年07月15日>
いい感じに色褪せた赤い看板が味わい深くて、いつか立ち寄りたいと思っていた。
昭和通りと大正通りが交差する角にある理研ビルの1階、「香港」という店。
レストラン喫茶と名乗ってあるが、まぁ中華料理屋さんだね。
店先にメニュー、料理の写真がペタペタ張り出してあって、こういうの惹かれるのよね。
生ビール(中)何杯でも280円だなんて、誘ってくるなぁ、単品で昼間っから飲みたいなぁって思っちゃうわ。
しかし、今日は勤務の日なんで酒は飲めないんだ。
昼メシを食うんだ。
“本日の日替”を案内する看板が出ていて、チャーハンとラーメンで680円と。
うむ、俺は貧乏人気質で(実際にも貧乏だが)、昼めしに500円オーバーはいやだなって思うのだが、2つのアイテムで680円なら納得できる気がした。
店は、けっこう広いんだね、宴会できそうなくらいね。
そして、なんだか時代に取り残されたような雰囲気で、町の食堂って風情の、ある種の殺風景さがあるね。
なんかいろいろ飾り付けがなされているのに、どこか寂しい気がするのは、味気ない天井と蛍光灯のせいかなぁ。
いや、嫌いな雰囲気ではない。
ラーメンとチャーハンの日替Aセットが配膳された。
へぇ、こういうラーメンか。
中華料理屋さんのラーメンって感じだよね。
モヤシと細切りの肉を炒めたようなものがトッピングされ、ネギがたっぷり浮いている。
味は、見た目からの予想より穏やかな薄味で、それでもスープに旨味は感じる。
麺は、意外に思ったけど博多ラーメン的な細麺だった。
チャーハンは、ちょっと具が貧弱には感じたけども、うまかったよ。
フロアの複数のオバチャンと厨房とのやりとりは、中国語と博多弁が入り混じっていて、不思議な活気があった。
年齢は高めの客層で、サラリーマンのオジサンって感じの人たちで賑わっていた。
それにしてもやっぱり、ここは単品料理とビールで楽しみたかったよなぁって思ったわ。
けっこうリーズナブルに、酒のアテになりそうな品がラインナップされてる。
四川ザーサイとピリ辛冷豆腐とビールなんて、いいだろうなぁ。
ここは勤務先の近くで勤務の日の昼にしか通りすがらないのだが、わざわざ休日に訪れたいなと思った。
↓「食べログ」での店舗情報