昭和の面影が色濃く残る、的な俺が好きなやつなんだけどね。
その通り抜けの片隅にある、「純」という喫茶店に入ってみた。
今でもやってんのかな、開店休業状態なんじゃないかと思わせる様子もあったが、普通にやってた。
店内は、想像よりも小綺麗で、どこか上品さも感じた。
女性店主の趣味だろうか、調度品や飾られた食器なども、なかなか上品。
昼メシを食おうと思っていたので料理のメニューを見るが、ラインナップが少ない。
昭和な喫茶店っぽくナポリタンとか期待したけど、そういうものはない。
それと、店先テント上の看板には“コーヒー&カレー”と書き添えてあったが、カレーはメニューから抹消された模様。
オムライスを注文すると最初にサラダが提供されて、これが予想外で盛り付けもキチンとしていて、予想外の嬉しさ。
オムライスは手作り感があって、玉子の焼かれ具合が良い。
ボリュームも、ちょうど昼メシに満足という適性さ。
サラダと味噌汁がついて600円、これはお値打ち価格。
嬉しい喫煙可の店だったので、アフターコーヒー200円をお願いして、コーヒーとタバコでゆっくり過ごした。
客層は、ほぼほぼ近所の常連高齢者なのだろう。
たぶん、日毎ここに集って、生存確認も兼ねた交流をしてるんだろうなって感じ。
そういうのって地域コミュニティ的に、とてもいいねって思う。
カラオケマシーンがあった気がするので、ときには賑やかな集いの場になってるかもね。
長く営業を続けていただければ、って思う。
この店に行ったのは2020年07月21日
↓「食べログ」での店舗情報