とにかくちょっとエッチな格好のオネーチャンがバーカウンターの上で踊るんだろ。
その程度の認識で行ってきましたよ、大名の「COYOTE UGLY SALOON FUKUOKA」。
映画のモチーフになった「コヨーテ・アグリー・サルーン」は最初にニューヨークでオープンしてから店舗を増やしてるんだが、それが日本にまで進出してきて、しかも福岡で開店しているなんて思ってもみなかったよ。
店舗は、ちょっとしたライブハウスより広いんじゃないかな。
長いバーカウンターのバックに輝く”COYOTE UGLY”の電飾サインがカッコイイね。
このカウンターでオネーチャンが踊り狂って客を煽るのか、と期待が高まる。
本場の店舗は知らないが、実際こんな感じなんだろうねと思わせるアメリカンなテイスト。
ワクワク感を演出する空間デザインだなぁ。
そして、オネーチャン。
日本人なんだろうなぁ、「フーターズ福岡店」がそうだったように……と思ったら外国の人だった。
国籍は判んないけど外国のオネーチャンだったので“本場のコヨーテが福岡に”という気分が高まった。
そして、衣装はピチピチだったので心が昂まった。
ところで料金システムだが、酒はショットでも注文できるが飲み放題だと3,000円だ。
しかも“ノミホウダイ3ジマデ”だって。
なんだそりゃ。
店は19時オープンだから、開店ダッシュで飲み放題スタートしたら8時間飲み放題ってことになるじゃないか。
なんというシステムだ、スゲぇ。
俺は8時間も飲み続けられるほどタフではないが、料金と時間を気にせずダラダラ飲めるのは嬉しいのでハイボールをガブガブ飲んだ。
フードは、フライドポテトとかピザとかバッファローウィングなどがある。
カウンター席は禁煙だし食うのも禁止なので、喫ったり食ったりするたびフロアのテーブルへ、またカウンターに戻って飲んでと行ったり来たり。
そのうちもう、ずっとフロアに居っぱなしになったな。
俺と同行者は19時台前半に店に入って先客はなかったが、徐々に客が入ってきた。
フロアが温まってきた21時頃、ショーが始まった。
踊る、舞う、オネーチャンたち。
お尻プリプリ、客のテンションも上がる。
いつもはシャイな俺も、ボルテージが上がった。
念のため言っておくと、ショーの内容は健全なものだ。
客を煽るコヨーテガールズたちのキーワードは”Don’t be Shy!”、そうモジモジしないで自らアグリーに楽しもうって感情が大事だよな。
とても楽しんだよ。
ちょっとエッチな格好のオネーチャンがバーカウンターの上で踊る店だろと面白半分で行ってみたが、その部分でもとても楽しめたが、それ以外も良かったよ。
普通に考えて、最大8時間飲み放題3,000円という破格の費用対効果の高さがすごい。
また、世間的に取り繕った日常から一時的にエスケープして非日常に自分を解放する場として素晴らしいね。
また行きたい。
↓「食べログ」での店舗情報
コヨーテアグリーサルーン 福岡 (バー / 西鉄福岡駅(天神)、天神駅、赤坂駅)