で、その友人がいつも前を通りすがってて気になっていて、という店に入ってみたのです。
美野島通り、商店街に近い路面店「酒房まじょらむ」という店。
通りに面して大きくガラス張りで、洒落た店内が外から見えて開放的であると同時に、俺なんかからしたらオッサンが洒落た店にいるぞってのが外から丸見えじゃないかと小っ恥ずかしくなってしまうのでもある。
いやほら、ねぇ若い女性たちで賑わってるのが見えれば集客につながると思うんだけど、俺なんかが外から見えたら店にとってマイナスなんじゃないのかって心配しちゃうのよ。
魚、肉、野菜、いろいろ気の利いた感じのメニューが揃う和風の店だ。
なかなかそそられるメニュー構成ではあるが、俺基準では安い店の部類には入らない(それは俺が貧しいからだが)。
ポン酒もいろいろ。
酒がすすみそうな料理と、料理を引き立てそうな酒が用意されていて、これは楽しめるなという好印象をおぼえる。
とか言いつつ、まずはビールを飲んだよね。
えーっと、詳細は忘れたけど(更新を滞らせるうちに忘れた……実際に行ったのは02月25日なんだ)一杯目は安く飲めたのよ。
お通しが出ました。
里芋と、なんか菜っ葉のお浸し的なものでポン酒モードにスイッチが切り替わったね。
ポン酒を注文すると、若い男性スタッフが目の前で注いでくれます。
えー、なにを飲んだか忘れたが、たぶんメニューのなかで一番安かったやつだろう。
燻製盛り合わせ。
これが、なんちゅーかポン酒に合う。
燻製香が楽しめて味は素材の良さを引き出す感じの、全体に控えめで出過ぎない、それでいて肉を食ってるって喜びもじゅ分に感じるという一品。
もし味が濃かったらビールに戻るかハイボールなどにシフトするところ、いやこれはポン酒で行こうよって按配だった。
そんなこんなで、オサレな店なので俺は浮いてるという気まずさはあったが(当然ながら店はなんにも悪くない)、飲食を楽しめました。
だが。
ここって禁煙なのよね。
ま、今どき珍しくもないわな、禁煙の店。
俺は重度喫煙者だが、そんな俺でさえ禁煙の飲食店はもっと増えてもいいとさえ思ってはいる。
思ってはいるが、そこに当たりたくはない。
この店に罪はないが、禁煙の飲食店は、もっと店頭でアピールして欲しいわ。
そのほうが各方面が幸せになれると思うのです。
↓「食べログ」での店舗情報
酒房まじょらむ (居酒屋 / 渡辺通駅、西鉄平尾駅、博多駅)