大阪のシチューを食ってみたくて「あづま食堂」大阪市浪速区恵美須東


<追記:2024年03月18日>
短めのスパンで再訪、「あづま食堂」。
前回、シチューがうまいならカレーもうまいだろうと思ったのだ。
新世界東映で映画を観る前の腹ごしらえとして、カレーを食いに寄った。









とにかくカレーを食うのが目的だったが、瓶ビールを注文した。
実を言うと、俺は映画の前にはアルコールを摂取しないようにしてるんだ、眠くなっちゃうから。
でも、そのとき観ようとしていた作品はユルユルのダルダルだろうなと予測していた。
だから最悪、寝ちゃってもいいかなと思ったわけです。



それに、この店って価格設定が安いので、カレーしか食わないのって客単価が低いよなというのもあった。
この店、長く続いて欲しいなと思っているので、少しでも小銭を落としたいなという気持ちでのビール。
ちなみに、普通に“瓶ビールください”と言うとデフォルトでアサヒが出てくる。
キリンを求めると“小瓶はアサヒだけでキリンは大瓶になるけどいい?”という展開になり、もちろん大瓶でキリン。









カレーライス550円也。
大鍋に作り置きされたカレーをダバァ、ではなく、注文ごとに小鍋でこさえてくれる。
だから少し待つことになったが、ビールがあるから平気なわけだ。
カレーは“思てたんと違う”というものではあった。
この店の、あのシチューに、カレー粉を溶きました的な、シャバシャバなカレーを想像していたのだ。
しかして、そこそこ粘度のある、丁寧に作られた欧風ビーフカレーなんだね、というものだった。
想像とは違ったが、うまかった。



安くて美味しいカレーを食って、満足した。





<追記:2024年02月13日>
冬の寒い日、すごく久しぶりに「あづま食堂」へシチューを食べに。
初めてこの店に行った2019年8月31日ぶり2回目、およそ4年ちょいぶりかよ。
まぁ営業が15時までだったり、なにより禁煙の店だからあんまり足が向かないのよ。









あいかわらずシチューうまかった。
じんわりと、地味な美味しさなんだけど、沁みるなぁってやつ。
しかも、あいかわらずシチュー350円。
シチューだけじゃなく、かやくご飯、めし等、ぜんぜん値上がりになってない、すごい。
ビールとかは50円ほど値上がりになってるが、順当だろう。








ところで、これを書きながら品書きとか値段とか再確認してたんだが、カレーライスあるのよね。
シチューがうまいんだからカレーもうまいんだろう。
ゴロっとしたジャガイモ、大きいカットのタマネギ、薄切りの肉が入ったカレーなんだろう。
今度、カレーライスを食うために行こうと思う。




<初回投稿:2019年10月15日>
どこにでもある食べものだけど、地域によって違いがあるってのに興味がある。
福岡ではラーメンの替え玉ができるとか、すき焼きの関西と関東の違いとか、沖縄の“ちゃんぽん”は一般的に想像されるチャンポンとはぜんぜん違うとか、大阪でトルコライスと呼ばれるものは長崎のトルコライスとは異なるものだとか、そういうの。
大阪では(大阪市の南のほうだけかもしれないけど)俺がよく知るシチューとは違う、なんか透明なスープっぽいシチューがあるようだと知って、食ってみたいなと思っていた。

あづま食堂

新世界の「あづま食堂」、ここに求めるシチューがある。
営業が15時までと開店時間が短く、なかなか立ち寄るタイミングを得られずにいたが、ようやく来れた。

あづま食堂

シチューはそれなりにアルコールに合うかもしれないなとビールを注文、キリンラガー瓶があって嬉しい。
小鉢や一品をアテに飲むこともできるのだが、禁煙なので俺にとっては腰を落ち着けて飲もうかって環境ではない。

あづま食堂

しばらく待ってシチューが提供された。
おお、これが“大阪のシチュー”か。
やっぱり俺が知ってるクリームシチュー的なものではなく、独特だね。
寸胴から注いでサッと提供されるのかなと想像してたが、都度、調理してくれている模様。

あづま食堂

見た目は味が薄いように感じるが、けっこう旨味があるって感想。
たまねぎの甘み、じゃがいものほっこりがいいね。

食べたことないのに、なんだか懐かしい味って気がしちゃって不思議。
満足した。

この店に行ったのは2019年8月31日
↓「食べログ」での店舗情報

あづま定食・食堂 / 新今宮駅前駅動物園前駅新今宮駅