新世界東映で映画を観たあと、「なだや」って店に立ち寄った。
新世界に近いが、ここは観光客が訪れるタイプの店ではないようで、混んでないのが良い。
さりとて寂れてるわけでもない。
まずビール、と思ったが好きじゃない銘柄のものしかなく他のオーダーを考えたが、ビール欲が勝った。
ビールのお供に、豚バラと鶏皮。
この組み合わせ、豚バラと鶏皮というのは福岡の焼き鳥屋では必ず注文するものだが、豚バラに大阪で出会うとは思わなかった(福岡では焼き鳥屋にほぼ必ず豚バラがあるのだ)。
もっとも、ここは焼き鳥屋じゃないし豚バラは“肉の串焼き”カテゴリで提供されたのではあるのだが、九州育ちに豚バラは嬉しい。
厨房を囲む大きなコの字カウンター、タバコを喫いながら店内の隅に設置された小さなテレビを眺めてのんびり、大将は感じがよく、と良い風情の昭和の酒場って空気。
そういった点は好きなんだが、いかんせんちょっと、もうひといき安くない。
あんまり大衆価格とは感じず、日本酒にシフトしてじっくり飲もうとまでは思わなかった。
ちょっと、俺にとって残念。
この店に行ったのは2019年10月13日
↓「食べログ」での店舗情報