<追記:2025年02月26日>
新世界が観光地化していこうとも昔ながらの酒場であった「酒房 半田屋」は、終焉を迎えたとはっきり認識した。
リニューアルをしてすっかり様子が変わって、コロナ禍の影響であろう長い休業のような状態があって。
本当に長いこと休業なのか廃業なのか判断できない期間が続いて。
俺が好きだった「酒房 半田屋」という酒場は、どうなったと受け止めればいいのか。
気持ちの落とし所が見つけられずにいた。
酒場としての半田屋から少しだけ離れた場所に、酒屋としての店舗ができていることを確認した。
そして酒場として営業していた場所には、他の飲食店が入っているようだった。
これで答えが出たという、気持ちの整理のようなものがついた。
もう「酒房 半田屋」はなくなったんだ。
好きだったよ「酒房 半田屋」、ありがとうございました。
<追記:2021年06月20日>
天王寺の「半田屋 アベノ地下センター店」のことを書いたとき、昔の「酒房 半田屋」どんなだっけと思いを馳せて写真データを掘り返してみたら改装前の画像が出てきたので貼っておく。
店内の雰囲気とかばっちり判る写真は見つかんなくて残念。
これは2010年03月15日に撮ったもので、この頃はまだガラケー使ってたね。
ついでにまったく余談だが、今はMacBook Pro 2020を主に使っているが、この頃はiBook G4使ってたんだよね。
懐かしい(iBook G4はまだ生きてる)。
<追記:2019年10月01日>
久々に行ってみたらリニューアルしてた。
2019年9月29日のこと、新世界東映で映画を観たあと、ふらりと。
えっ、半田屋だよね、と面喰らうほど様子が変わってた。
なかば呆気にとられつつ大将に改装したのですかと訊ねると、8月のあたまにリニューアルオープンとのこと。
えらいキレイになったし、10席ほど席数は減ったとのこと。
ビールはスーパードライしか置いてないのは変わらず、喫煙できるのも変わらず。
料理は、品数が少なくなった気がする。
チロリが、真新しかった。
ずっと変わらないと思っていたものが、がらりと変わるものなんだねぇ。
<初回投稿:2019年05月09日>
この店のこと書いてなかったんだ、俺……と自分で意外に思ってしまった。
新世界の「酒房 半田屋」。
今みたいに大阪に常駐する以前から好きで、ちょこちょこ立ち寄っている。
最初に行ったのは、たぶん10年ちょっと前かな。
ビールはスーパードライしかなくって残念だが、もうそれも仕方ないって心境になってきてる。
大阪では、ビールはスーパードライの大瓶しかないよって飲み屋が多過ぎるよな。
大阪が好きなんだけど、そこだけ残念だ(……仕方ないって心境になりきれてないな)。
居酒屋にありそうなメニューはたいていあるよね、という感じにメニュー豊富。
そのときの気分で酒とアテを組み立てられるので助かる。
日本酒はちろりで出してくれるのも嬉しい。
コップもかわいい。
店の構造的に大きなコの字カウンターで、中で働くおばちゃんとかがチャッチャっとしてるのも良い。
タバコも喫えるし良い。
いろんな良いところがあるが、なにより新世界がどんだけ観光地化しても、ここだけは憩えるってのが良い。
もちろん他にも観光客相手ではないって酒場はあって、 たとえば「酒の穴」もそうだが、そっちはだいぶハードコアな酒飲みが集ってる感じがある、それも好きなんだけど。
「酒房 半田屋」は、ゆったり憩えるんだよなぁ。
↓「食べログ」での店舗情報
酒房 半田屋 新世界店 (居酒屋 / 新今宮駅前駅、動物園前駅、新今宮駅)