いつか通りすがって、外観に惹かれた喫茶店に行ってみた。
以前、確認すると2024年04月に「小林商店直売所」に行った際に、たまたま目に止まったんだよな。
石の質感が魅力的な「喫茶オープン」。
アーケード街(けっこう廃れている)にあって、おの存在感が浮いているのも、また魅力。
店先にメニューが掲示されている。
カレーライスとかナポリタンとかあるのか。喫茶店らしいメニューだよね。
このとき12時半になろうとする時間帯、ここで昼メシを食うこととしよう。
店に入り席に着き、ほどなく“何にしましょう?”と注文を促された。
メニューが出てくるであろうと思っていたから、私は虚を突かれた思いがした。
外のメニューを一瞥した際に“これでいいあかな”と思ったナポリタンをお願いした。
しばらくして、トレイに乗ってナポリタンとフルーツの皿が提供された。
ナポリタンは、とても四角くて、私は虚を突かれた思いがした。
うん、キッチンから調理をする音は聞こえてこなかった、電子レンジの操作音の他には。
冷凍食品ですね、うん。
四角いもんね、レンチンして袋から出して皿に乗せたのね、うん。
しかしまぁ、もうちょっとこう、ほぐすとかさぁ……そんな誤魔化しは潔くないというスタンスなのか。
冷凍食品レンチンであることを隠さないオープンな姿勢なのか。
でも皿が四角いのはレンチンナポリタンが四角いことに違和感を抱かせないための方策ではないのか。
フルーツは冷凍食品ではないようだ、少なくともバナナとミカン、リンゴは。
皿が白くて判らなかったが底にはヨーグルト。
食後のコーヒーには小さな菓子が添えられて。
ところで俺はコーヒーを飲むときはタバコも同時に楽しみたいんだが、残念ながら禁煙だった。
ママさんお一人で切り盛りしているよう、そこそこ長く営業してるのかなって感じがある。
内装にも石の質感、天井の照明が洒落ている。
さて、タバコ喫えないし、もうおいとましよう。
会計をお願いすると、1,200円と告げられ、私は虚を突かれた思いがした。
投げかけられた情報をうまく処理できず、脳がバグりそうな感覚があった。
冷凍食品レンチンとはいえフルーツが付いてドリンクも付いて小さい菓子もあって、うん800円ぐらいかな。
そのように予想していたが、まさか1,000円を超えるというサプライズ。
厳しい世の中で生き残っていくには、逞しさが必要であるなぁ。
冷凍食品レンチンであることを隠さない潔さもあったなぁ、屋号の通りオープンだったなぁ。
あ、でも外のメニューに値段は書いてなかったんだよね、そこはオープンにしないのか。
この店に立ち寄ったのは2025年02月23日
↓「食べログ」での店舗情報
喫茶 オープン (喫茶店 / 伝法駅、千鳥橋駅、安治川口駅)