ひっそりほのぼの角打ち「大橋酒店」大阪市此花区高見


あんまり足を運んだことのない此花区へ行ってみた。
お目当ては一軒の酒屋さん。









看板が見当たらず、でも酒屋であることは間違いないようだし、ここがお目当てに違いないと入ってみた。
店の名前は「大橋酒店」。
入店即、昔ながらの、というか今ではなかなか出逢えないタイプのクラシカルな店内にときめいた。
女将さんであろう方が一人、にこやかに迎えてくれた。









まずビール……は、残念ながら好まない銘柄のものしか置いてなかった。
その銘柄を聞いて“うへぇ”と思ったのが顔に出てしまったのだろう、瓶じゃなくて缶もあるよ、と。
容量が少なければダメージが少なかろうという配慮であろう。
アテに、炙った天ぷら(魚の練りものね)。



お話し好きなのだろうか、ふらっと現れた見知らぬ妙なオッサンである俺に、なんやかや話してくださる。
どうやらご夫婦でやってらっしゃって、ご主人も店に出ている頃は午前中から開けていたと。
今はだいたい昼過ぎから開けているとのことだった。
俺が立ち寄ったのは平日の16時台、このときは先客なしだったが、昔は朝から客が訪れたそうな。









菊正宗だったかな、日本酒をお願いした。
喫煙できるので腰を落ち着けて飲める。
ついでに立ち飲みではないので座って腰を落ち着けて飲める。









日本酒のお供に6Pチーズ。
皿ではなく紙を敷いて出してくれたんだが、その紙の裏っかわがかわいかった、本来は包装用のものかな。



繁華街とか酒場密集地帯ではなく、町の片隅にこういう店が現存してるから、大阪は奥深いんだよなぁ。
そしてところで、俺がこの店のことを知ったのはTwitterの相互さん、しかも関東の人からの情報だ。
関東からの大阪酒場巡り遠征にしても、よくぞこの場所に辿り着いたなぁという驚きがある。
酒飲みというのも奥深いなぁ。





この店に立ち寄ったのは2023年11月24日
↓「食べログ」での店舗情報
大橋酒店その他 / 伝法駅千鳥橋駅淀川駅