お目当の品ではないものに惹かれた「中華菜館 一番」大阪市浪速区大国

何年か後に自分でこのブログを読み返すと、2020年の2月は“中華風カツ丼”にご執心だったんだなぁと思い返すのだろう。
最初に桜川の「北京料理 龍」、翌日に難波の「一心亭」、5日空いてこちら大国の「中華菜館 一番」で“中華風カツ丼”を食った。

中華菜館 一番

看板の配色が派手であることを除けば、意外と町角の喫茶店といった佇まいの店である。

中華菜館 一番中華菜館 一番

店先の情報量が多くて、それはそれで楽しくはあるのだが、俺が確認したいのは“中華風カツ丼”が提供されるかどうか。
路上置き看板では“中華風トンカツ”なる品がアピールされており、それが提供できるのなら“中華風カツ丼”もできるに違いないだろうし、よしんばメニューにはなくとも注文すれば作ってくれるかもと思えた。

中華菜館 一番

店内の様子は、うん喫茶店っぽい。
想像したよりキャパがある店舗なんだね、って感想。

中華菜館 一番中華菜館 一番

待つことしばしで現れたものは、第一印象が“黒い”というものだった。
餡が、醤油の色合いが強いものであるのに加えて、カツのコロモが揚げ過ぎで黒い。
相乗効果的に、黒い。
それはそうと具材にマッシュルームって、“中華風カツ丼”では珍しいのかもって思った。

見た目に違わず味付けが強めで、男の子が好きな時っていうやつ。
カツのコロモが剥がれがちで、そのクリスピー過ぎるカリカリ(もうすぐガリガリ)食感は、アクセントになるといえば、なる。

中華菜館 一番

品書きでの表記は“中華風カツ丼”、お得感のある700円。
写真では、そこまで黒くないな。

中華菜館 一番

ところで、店としては餃子と、肉味噌を使った料理を推しているように感じられた。
肉味噌定食、肉味噌丼とあって、丼のほうにだいぶ惹かれたなぁ。
この店に再訪するとしたら“中華風カツ丼”じゃなくて肉味噌丼を注文するな、きっと。

この店に行ったのは2019年02月19日
↓「食べログ」での店舗情報

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