おでん100円につられて銀杏通りの居酒屋「なかやま」へ

おでん100円って、特に安くないわ。
でもね、味のある赤提灯に吊り下げられた短冊にそう書いてあったから、なんだか風情を感じてね。

なかやま:おでん

熊本市の繁華街の少し寂しい辺り、元祖熊本ラーメンを名乗ってる観光客的には有名なんだろうなっていうラーメン屋のある通り、っていうかラーメン屋の隣の隣の古びた雑居ビルにある「なかやま」って店にフラリと。

なかやま:外観

まー、見た感じ入りにくい店だよねって佇まいではあるが、大丈夫。

なかやま:メニュー

店先にメニューが掲示されてるから、どんな店だか想定できるね。
古い雑居ビルに入ってる店って、オッサンがやってる地味な居酒屋かなと思ったら高齢ママがやってるスナックでセット料金が無駄に高かったりするので、入ってみるの躊躇するのよね。
だがメニュー構成がわかれば、おおむねハズさずに済む。

ああなるほど居酒屋、って感じのコンパクトな店でした。
大将は気さくな感じ。
まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。

なかやま:お通し

お通しがゾロゾロと出てきた。
俺は基本的にお通しって好きじゃないんだけど、この店のは、いいね。
どれもこれも酒がすすみそうじゃないか。
ポテサラと高菜はビールのアテにして、なますと漬け物でポン酒が飲めるな。

そんなわけでビールのあとはポン酒を冷やで。
そして、おでん。

なかやま:おでん

はんぺん、珍しいね。
九州でおでんに入ってるのは珍しいから、あればついつい注文してしまう。

ビルは古いが、店は7年だか8年だったか。
あんまり一見客がフラリと入ってくるタイプではないと思うが、常連に支持されてるんだろうな。
大将となんだかんだ雑談しつつポン酒を何杯か。

なんか、奇を衒うことなく当たり前に居酒屋だなぁーって感じて、でも意外とそういう店って少ないから。
ここは良いなぁと思ったよ。