地下のれん街で古き良き酒場の風情「立ち呑み処 蔵」大阪府吹田市朝日町


吹田市のJR岸辺駅最寄りで仕事を終えて、さて酒を飲もうと思ったが、昼から飲めそうな店を見つけられず。
となりの吹田駅なら、駅近辺で飲めそうだったから、一駅だけ電車に乗るのもなぁと思いつつ乗ったよね。
大阪市の中心部だと“一駅なら歩くか”ってなるんだが、Google Mapsによると岸辺から吹田まで徒歩28分でさ。



吹田駅前って、なかなか栄えてる印象で、とりあえずノープランで歩いてみた。
すると、何かの建物の壁面に“地下のれん街”という魅惑の看板があった。
たぶん全国あちこちにあるよね“地下のれん街”っての、商業施設だったりバスセンターとかに。
惹かれるんだよね、この“地下のれん街”って響き。









ひと周りぐるっと見て、もっとも“酒場だなぁ”って風情を感じた「立ち呑み処 蔵」へ。
暖簾のくたびれ具合とか、その下に見えるカウンターの造りとか、床の感じなども、いとおかし。
暖簾の向こうから、客の注文を捌いているのであろう、お姐さんの元気な声が聞こえてくるのも、おかし。
視覚と聴覚で酒場を感じたよ。









まずビール……は、残念ながら好きじゃない銘柄のものしかなかった。
灰皿はある、嬉しいね。
たまたま目の前にメニューが貼ってあり(これ生ビールかチューハイのサーバーかな)、見やすくて助かるわぁ。
けっこういろいろ豊富だね、酒のアテ。









店内に立ち飲み島が二つある構造で、それぞれカウンター内に元気な姐さんが、きびきびかつ朗らかに客対応。
どちらの島も、おっちゃん達で花盛り、若者グループとかいないのが俺に良し。
このとき16時台だが、既にそこそこ盛況(ちなみに16時開店なのね、もうちょい早いと、もっと嬉しい)。









目玉焼き140円、赤ウインナー焼き260円を、同じ皿に盛ってもらって。
ビールはさっさと飲み干して、プレーンチューハイ。
レモンとかライムとかだけじゃなく、プレーンで出してくれる店は良い店だ。



これだよぉ、これぞ“古き良き酒場”だよぉ、っていう嬉しさがあったね。
店の造り、豊富で安いアテ、従業員、あと客層によって成り立つのよね、こういうの。
瓶ビールがキリンもサッポロもあったなら最高だったよなぁ。
でもかなり、満足した。



この店に立ち寄ったのは2023年02月03日
↓「食べログ」での店舗情報
立ち呑み処 蔵立ち飲み居酒屋・バー / 吹田駅(JR)吹田駅(阪急)相川駅