これが河内かという感慨「渡辺酒店」大阪府松原市天美南


河内天美駅最近隣の飲める酒屋3軒を回っていて、ここがラスト。
月曜には休みだったことを確認済みで、曜日を改めての再訪。









看板がすごく目立つ「渡辺酒店」。
店の前は畑で開けているから、わりと遠くからでも存在を視認できる。









近づいてみると、まぁ住居も兼ねてだろうが建屋はそこそこ大きい。
店頭販売はしていない様子だから配達中心で、建屋が大きいのは倉庫スペースを広くとってるのかな。
いやそれはそうと、シャッターが降りていてテントも展開してないから、営業してるのか判らない。
ただ、暖簾はかかってるから営業しているんだとも思える。
このように、視覚情報だけでは入っていいものか入れるのか、とても判断に迷うだろう。
しかし、店内から酔客のものに違いないデケぇ声が漏れ聞こえてくるから、これは営業中だな。
そうであっても、入ろうかどうしようか、かなり躊躇ってしまう外観ではあるよね。
でも俺は、こういうの割と平気なの。









缶チューハイをお願いしたらグラスを出してくれたが氷はなし。
灰皿があるのが嬉しい。

店内は狭く、もうだいぶご高齢のマダムが迎えてくれた。
立ちカウンターがあるが、椅子もあるし、ベンチ席みたいなものも。
そのベンチ席とカウンターを隔てるように棚が誂えてあり、そこに惣菜などが並べられていた。









揚げ置きフライドポテトを選ぶと、レンジアップしてくれた。
なにか調味料はと訊いてくれて、塩をと答えたら食卓塩を出してくれて、いいねこの飾りのなさ。
箸を出してくれようとしてくださったが、爪楊枝でいいです。
なんかいい感じの気持ちになったので缶チューハイもうひとつ。



先客の常連諸氏は、もうけっこう出来上がっている様子。
そのうちの壮年男性は、テンションが高くフレンドリーであり粗暴とさえ分類されそうなタイプで。
ああ、これが“河内のオッサン”というものか、と妙に感慨深いものがあった。



この店に立ち寄ったのは2023年03月08日
「渡邊酒店」大阪府松原市天美南3-7-15