あの「十八番」のとん汁「老虎苑」大阪市東淀川区上新庄


好きだった「十八番」が、2023年04月25日に閉店してしまった。
そこそこ大きな喪失感があったが、一部のスタッフが新しく店をオープンするとアナウンスされていた。
その店が、2023年07月20日に待望のオープンをした「老虎苑」だ(屋号の読みは“らおふーえん”)。









まぁ、地味な佇まいだね「老虎苑」。
大阪メトロ天神橋筋六丁目駅すぐの便利な立地から、阪急京都線上新庄駅すぐという場所へ。
うん、上新庄は、なかなか利用しない駅ではあるので「十八番」みたいに行きやすくはないな俺には。









朝食やってるよ、「十八番」と同様に朝からやってるよ。
いや06時からだから、04:59からやってた「十八番」より遅いけどね、でも朝からやってるよ。
朝・昼・夜の3部構成で営業する構想だが、今は朝と昼だけやってるようだ。
ちなみに朝と昼のあいだに閉まってる時間帯があるので要注意ね、あと火曜が定休日ね。









店内は、なんか小洒落てる(「十八番」と較べてのことだが)。
嬉しいことに、おかずがあった。
実は、この店のオープン前、オープン直後にネットで情報を拾いまくっていた。
それで、朝から開けること、とん汁があることは把握できていたが、おかずについての情報は得ていなかった。
だから、おかずは無いのかもしれないと心の準備をして臨んだわけだが、あったよ、良かった。









とんミニと、おかずを一品。
最大の懸念事項は、とん汁の味だった。
いくら「十八番」で働いていたスタッフの店でも、必ず同じ味を再現するという保証はなかったわけだ。
だってねぇ、後継店のような位置付けではあれ新店をオープンするんだから、なんらかの変化はあり得る。
新しいことをやりたいという気持ちだってあったと思うし、この店ならではの味を出したい気持ちだって、ね。



あの味だった。
とん汁は、「十八番」のとん汁の味だった。
1日に必要な塩分量の摂取、これで完了、みたいな濃い味の豚汁。
イエス、良かった、このとん汁が食いたかった、また食えて嬉しい。









メニューに“とんミニ”が設定されてたのも嬉しかったな。
デフォルトとん汁定食だと、俺にはちょっと腹いっぱいになり過ぎるのよ。
おかずが並んでいる卓上に“スクランブル玉子”の札が見当たらなかったが、注文すれば作ってれるそうだ。



とんミニ430円、「十八番」では350円だった。
スクランブル玉子は200円、「十八番」130円。
だいたい80円とか70円とか価格設定は上がってるが、いいのよ、「十八番」が安過ぎたのよ。
これから長く、いい感じに小汚くなるまで続けるために、今の時代に無理のなり価格でやってくれれば。



昼の時間帯にラーメンがないので、あの半チャンラーメンが食えないのが寂しい。
が、それもいつか、復活することを期待してる。
とにかく、とん汁を、あのとん汁をまた食うことができて嬉しかった。





この店に立ち寄ったのは2023年08月03日
↓「食べログ」での店舗情報
老虎苑中華料理 / 上新庄駅