【残念ながら閉店】半チャンラーメン400円という歓び「中華食堂 十八番」大阪市北区天神橋


<追記:2023年04月23日>
まだだ、まだ「十八番」の朝食に心残りがある。
しかしもう25日の閉店目前、最後の機会にと足を運ぶ人たちが更に増えるだろう。
だから、普通に朝の時間帯に行っても凄い行列ができていて心が折れるかもしれん。









日曜の03時台後半、そんな時刻に起床する必然もないのに目が覚めた(じじぃだから睡眠力が弱い)。
じゃあ、「十八番」に行こう、なにしろ04時59分からやってるからな。
のんびり身支度をして、最寄駅の始発を待って向かった。
店の前に着いたのは05時20分頃、小規模に行列できてたね。
この程度の行列で助かった、日曜の朝だから夜通し飲んでた勢が群がってるかもと危惧してたから。









待つことしばし……10分は経ってなかったかな……で、席へ案内された。
さすが、おかずいっぱい並んでるね、この時間帯だと。
だから目移りするんだが、注文したいものは決まっていた。
スクランブル玉子だ、気になってはいたが食ったことなくて、これが心残りだったのだ。









とんミニ定食“小さなとん汁・小さなご飯で”350円、スクランブル玉子、あと赤ウインナーも。
うん、この量が俺に良いね、じじぃの胃袋にはこのぐらいが良い。









あつあつできたてスクランブル玉子、中華屋さんの玉子って感じで良いね、これ。
特に味付けはないようなんだけど、とん汁が濃い味なのでそれで補える。
とん汁を啜って、その味が口腔に残るうちに玉子のふわふわを味わって、と。









満足して店を出る頃には、行列が伸びていた。
これからもっと長い行列になるんだろうな。
もうこれで俺は「十八番」で朝食を食うチャンスはないと思うが、次は「老虎苑」で。
とん汁との再会を、心待ちに。





<追記:2023年04月22日>
今のうちに食っておかねばらなない、「十八番」の朝食。









平日の8時台中盤、朝のピークのタイミングを外したつもりだったが、満席ぎっしり。
店の前に行列、ってほどじゃなかったけど店内で数名並んで待ってたよ。
俺も並んで待ったよ、つっても3分ほどだったけど。
フロアの姐さん“はいここお一人さんいこかー”など声がけをしての客捌きが小気味好し。



また客側も、二人客より一人客が優先して席に案内されることに異を唱える馬鹿など皆無なのが良い。
それはそうと、盛況過ぎてもはや品薄になっちゃってたよ、おかず。









やっぱこれ、とん汁定食420円也。
おかず、だし巻き130円也。
つーか、とん汁こんなにデカかったっけ、かなりのボリュームだよ。
そして、野菜ぐだぐだの印象があったんだけど、野菜しゃきしゃきだった。
うまい、おかずも漬け物も要らない、とん汁だけでがつがつごはん食える(味が濃いとも言える)。
かなり満腹になって、大満足の朝メシとなった。



そして後日。
今のうちに食っておかねばらなない、「十八番」の麺類と飯類のセット。









この店のことを初めて認識したときに、衝撃を受けたやつ。
半チャン ラーメン 400円。
これがそもそも、俺が「十八番」を好きになった、はじまりだ。









炒飯、塩気と油が良いのよ、好きです「十八番」の炒飯。
あっさりしてるとがっかりするんだよ炒飯って。
ラーメン、改めてうまいよ、ちょい細めの麺がツルツルだよ。
スープは、飲み干しちゃったらダメなやつって感じつつ、ズズっと啜るのに最適解と思う。








店の前には、小規模に行列ができてた。
平日の13時台終盤、ランチタイムのピークを外して行ったつもりだったのに、ちょっと待った。
帰り際には、これちょっとエグい行列ができつつあるんじゃないの、って様相になってた。
やっぱ明確に、閉店前に食っとかなきゃって人たちが足を運んでるんだよねぇ。
まぁ俺もそうなんだけど。



そんな「十八番」の閉店を惜しむ人たちへの、朗報をTwitterで拾った。
関係者が、上新庄駅の近くに店舗を出すそうだ。
フォロワーさんが情報ソースのリンクを貼ってくれてたんで、ここにも貼る。



4月21日 朝刊チェック 速報! 十八番の味を伝える新店オープンへ | 子守康範チャンネル



たぶん夏頃のオープンで、屋号は「老虎苑(ラオフーエン)」とのこと。
受け継がれるんだな、「十八番」のエッセンスが。
場所が遠くなるけど、今ほど激安かつメニュー豊富な店じゃないかもって予想はするけど。
でも「十八番」が受け継がれるというのは朗報だね。
オープンしたら、きっと行く。



その前に、まだ行けるよな。
行きたい。



<追記:2023年03月02日>
予期せず閉店予定であることを知ってしまった、TwitterのTLで。
ちょっとマジで“えっ?!”っと思ってしまった。
それを知ったのは午前中で、すぐに昼メシ食いに行こうかと思ったが手元に仕事があった。









落ち着かない気持ちのまま仕事を終え、夜になって「十八番」。
閉店の告知とともに店の思い、顧客への感謝が綴られたペーパーがあった。
しんみり。









いや、しんみりしても仕方がない。
俺にできることは少しでも小銭を落とすことしかない。
だから、まずはビールだ、ああ一番搾りだったのか。
飲んだあげくの締めに寄ったことはあるが、飲みに来たことはなかったから知らなかった。









鶏マヨ(小皿)380円と餃子(1人前6ヶ)280円、という安さ。
鶏マヨさぁ、小皿ってかボリュームけっこうなもんよ。









しっかし、値段ぜんぜん変わってないよね。
腐れ現政権による増税や他の愚策で大変だろうに、お値段そのまま。









お店の意気に応えるためにチューハイも飲もう。
壁にステートメントが貼ってあるが“B級ではなく、超B級を目指して”って最高に素晴らしいよ。









締めにラーメンを食おう、そう、300円のラーメンを。
あらためて、ありえない安さだラーメン300円。









閉店を惜しむ気持ちでブーストされてるとは思うが、いやうまいよね、このシンプルなラーメン。
そんで、けっこう麺の量が多かったんだなぁと再認識。








衝動に駆られての「十八番」だった。
とりあえずなんとか気持ちはおさまった(腹が満ちたから)。
必ず近日中に、朝めしを食いに行かねばならない。



以下、「十八番」の思い出。









よく食ってたのは“半チャン ラーメン”ね、半分炒飯とラーメンのセットね。
なにしろ400円だもんね、ミニサイズとはいえ炒飯とラーメンで400円だよ。
普通の店だったら900円前後でしょ、「十八番」ほんと破格だよね。








麺類と飯類のセットにはいくつもバリエーションがあるけど、ほとんど“半チャン ラーメン”だった。
ラーメンにあわせる飯類は炒飯だろって、昔から思考と身体に染みついてるんだね。









極たまに、いや一回だけだったかな“天半 ラーメン”を頼んだな。
これも良いのよ、見た目も豪華だよねこっちのほうが。
でも習性のように“半チャン ラーメン”食ってたなぁ。









朝食も良いのよ。
とても安い、もっとも安いのは350円、みそ汁とごはんに漬物が付くやつ。
でもそれは注文したことなくて、とん汁定食を頼んでた。
だって50円アップで、お値段以上のグレードアップだよ。









まぁ野菜とかくったくたで、豚肉もそんなに入ってないんですけど。
しかしそれでも豚汁という概念は、朝からパワーを与えてくれるのだ。









そして、おかずを追加ですよ。
とん汁定食のままなら400円で済むのに、なんてしみったれた男じゃないぜ俺は、奮発するぜ。
いやごめん、奮発って値段じゃないんですけどね100円前後ですからね、おかずたち。








中崎町の現場で仕事してる時期、わざわざ遠回りして「十八番」で朝めし食ってたな、早く部屋を出てさ。
昼休みに利用することもあったな。
現場が終わるとき残念だったよ、「十八番」に寄れなくなって。


<初回投稿:2020年10月31日>
最近ようやく念願かなって「天六うどん」に行けたわけだが、実際に行けるまではGoogleMapsで看板やメニューの画像を眺めてニマニマしていた。
地図を眺めているわけだから、おのずと「天六うどん」の隣に「中華食堂 十八番」という店があるんだと気づく。
そうなると当然のように同店の画像も見ちゃうわけなんだけど、見たらもう凄いのよ、メニューの豊富さと驚くほどの激安っぷりが。

中華食堂 十八番中華食堂 十八番

現地に行くと判るが、隣というか、もう一緒だよね。
たぶんこれ、経営も一緒なんだよね。

ちなみに、この画像は店の利用客や行き交う人々が切れるタイミングを辛抱強く待って撮ったもので、実際は盛況だし周囲も賑やかだよ。

中華食堂 十八番中華食堂 十八番

店に入るなり、半チャンラーメンを注文。
これが、“必ず、かの激安驚愕のメニューを食わなければならぬ”と決意したメニューだ。
半チャンラーメン、400円。
半炒飯とラーメンが、400円で食えるんだよ。
しかも、400円+消費税じゃないぞ、正しく400円ポッキリ。

中華食堂 十八番中華食堂 十八番

半炒飯とラーメンが400円で食えるなんてスゲぇよなぁ、という歓喜。
ラーメンは、こういうので充分じゃん、というラーメン。
炒飯は、いやいやこれ400円のセットの炒飯って代物じゃねぇだろ、ってほどうまい。
また半チャンって量じゃねぇだろ、ってほど量がある。
調理したてで熱々。

激しく満足した。
もう、天六に住みたい。
天六に住んで食生活は「天六うどん」「十八番」延々とローテーション組みたい。

この店に行ったのは2020年10月30日
↓「食べログ」での店舗情報

十八番 本店中華料理 / 天神橋筋六丁目駅天満駅中崎町駅