一番街だけでなく区役所通りだけでなく、どの通り、どの路地にもキャッチが存在するといっても過言ではないだろう。
黒人の若い男のキャッチも目立つのだが、どういうターゲットなんだろうオッサンである俺には声をかけないので若い女子がターゲットなんだろうか。クラバー系?w
キャッチを避けようと、そして煌びやかな通りには団体客向けの大きい飲み屋しかない感じなんで、独り飲みできそうな飲み屋はないかと路地に入っていくのだが、それでもやっぱりキャッチはいる。
もういっそ、キャッチに飲み屋を訊こう。
区役所通りの裏の裏の辺りは、ちょっとネオンの眩さも控えめで暗めの通り。
そこでもやはり若いキャッチくんに声をかけられ、逆にオネーチャンは要らないから独りで飲めそうな飲み屋はないかと訊くと紹介してくれたのが「ぶんご商店」という店。
アルミサッシの戸をガラガラと開けて入るタイプの食堂みたいな感じ、というか戸は開いてたんだけど、なんか魚屋さんとかの店舗みたいな造りとも感じたので“商店”と付いた屋号に納得。
店内は食堂のように照明が明るい。
コロナが500円で安いなと注文。
カウンターは混んでいてテーブル席のほうが空いていたので、テーブルへ。
壁にかかったメニューを眺めたら、残った魚の南蛮漬250円也ってのに惹かれた。
これが250円っていいなぁ。
この日は昼から飲んでいて、もう8軒ほどハシゴしてるんで酒もそう飲めないし腹も減ってないが、南蛮漬うまいなぁと思った。
もっと酔ってなくて腹も減ってたら、他にもいろいろ注文してみたいと思わせたね。
お通しは出ないし単価は安いし、こりゃ歌舞伎町には珍しく安く気軽に飲み食いできる店なんじゃないの。
キャッチくんが推薦してたのも納得、朝までやってるから彼らも仕事上がりに利用するんだろうね。
キャッチが何時に仕事から解放されるのか知らんけども。
↓「食べログ」での店舗情報
ぶんご商店 (魚介・海鮮料理 / 西武新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅)