小倉駅前辺りからリバーウォークの方へ向かうと紫川が流れているが、その手前辺りが京町。
ラーメンと寿司というミスマッチに思えるメニューが二枚看板な「四方平」という店へ。
看板に“創業昭和十二年”とあるから長い歴史のある店だが、なるほど昔の店舗から増築して新しい見た目の入り口を作ったのかなと想像させる外観。
俺はこの店を知らなかったんだが、小倉といえばここでしょ、との意見をいただいて。
こちらの店、入ってすぐはテーブル席のエリアで、右手奥には昭和の民家みたいな雰囲気の小上がりがあり、逆の左手には寿司屋カウンター様エリアがありと、3つのゾーンにわかれております。
土曜の14時台、テーブル席エリアはそこそこ混んでいたが、昼メシどきのピークは過ぎている様子。
俺には珍しく同行者があったので、つーかそもそも同行者に案内してもらって来たのであった、テーブル席でビール。
さてメニューは様々で単品もいろいろあるが、二枚看板の寿司とラーメンがセットになっているものがお得感あり。
ちょっとウロ覚えなんだが、そのセットを注文した記憶がある。
(このエントリー書いてるの2015年6月18日ですけど行ったの5月23日なんスよ……)
で、寿司とラーメンを同時に食うのはイヤなので、セットのラーメンを後からもってきてもらうことは可能か訊いた。
可能とのことでセットにしたんだよな。
記憶はあやふやだが、画像は記録されている高度情報化社会。
まず酒のアテが出てきましたよ。
これ素晴らしいじゃないの。
否が応でも酒がすすむ、すすまないわけがないという盛り合わせじゃないの。
小倉名物ぬか炊きもあるでよ。
嬉しくなってポン酒を注文しました、徳利で。
この店では、だいぶ飲んだんだよなぁ……だから記憶があやしいのである。
記憶はあやしいが、画像は残っている素晴らしいIT革命。
この刺身は単品で注文したのでしょうか?(でしょうか、って)
サーモンが厚く切られ、ネットリと美味しかった記憶が甦ってまいりました。
うーん、なんかねぇ、ここまで書き進めて思い出してきたんだが、刺身盛り合わせ+突き出し+餃子にビール(ポン酒か焼酎も可)が付いた、さしみセットを注文したんだった……ような気がしてきたよ。
うん餃子も食ったような気が。
店内には店の歴史を記したパネルなど飾ってあり、さりとて観光地化してはいない、良い雰囲気。
接客も柔らかくて、ウェルカムの気持ちを感じる。
で、この辺のタイミングで寿司とラーメンのセットを注文した(ように思われる)。
セットになっている細巻は、割と豊富な選択肢のなかから選べるんだよ。
鉄火やカッパなんかあるんだが、ちょっと変わってるなぁと、しそさば巻をたのみました。
これがね、うまかったんだわ。
程よくシメられた鯖の旨味と、シソのサッパリが絶妙なのよ。
これまたポン酒がすすむわけよ。
あまりに細巻が気にいったので、もうだいぶ客が引いた店内で手の空いた様子の寿司カウンターのほうへ行って、職人っぽいオヤジさんと話をした(酔っぱらいの行動)。
で、ネタケースの中を見ると美味しそうなものがいろいろあって、この店は寿司だけを楽しんでもいいんじゃないのかって思ったね、カウンターも立派だしね。
で、オヤジさんとの会話の流れで、鱧をいただいた。
握るかと訊かれたけど、酒のアテとして出してもらった。
うん、やがて来る夏を想って鱧、いいね。
そしてようやくラーメンです。
鶏ガラスープとのこと、優しい味だったような印象です。
もうだいぶ酔っているので、定かではありません。
いやぁ、なんかもう、だいぶ楽しんだな。
またの機会に、今度は寿司カウンターで楽しみたいなと思う。
うん、是非また立ち寄りたいな。
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