中央区赤坂の正しく昭和な喫茶店「レンガ」でコーヒーを

仕事の用件で中央区赤坂へ。
だいたい俺はアポイントの時間より早く現地に着くようにしているが、あまりに早過ぎて時間を潰さねばならないことも珍しくないのだが、そんなときはコーヒーを飲みつつ時間調整かつ心の準備をするのがよろしい。

そんなわけでカフェを見繕おうと思ったが、まず目についたのがスタバだった。
俺はスタバが嫌いだ。
なぜならタバコが喫えないからで、コーヒーとタバコは切っても切れない関係だと判らないアホなカフェなんざクソファックだから利用したくないのだ、それはもう断固として。

通りの向こうに、昔ながらな趣きの喫茶店があるのが見えた。

レンガ:外観

「レンガ」という店で、肩身の狭そうなビルにあって、赤いテントが昭和っぽいね。
店舗は2階で、階段の登り口にメニューが掲示してあって助かる。

レンガ:外観

古びた個人経営の喫茶店って、たまにコーヒーが想定外に高い場合があるのよね。
こちらは、サービスメニューが350円に設定してあって、じゃあたぶんレギュラーメニューも高くはないだろう。
この日はモカがサービス対象だが、何年だか前にモカは絶滅の危機に瀕してたと記憶しているが復活したのかなと思いつつも、俺は酸味が前面に出ているモカは好みではない、というのはまぁ個人的な話だ。

レンガ:店内

店内は良い感じに時代に取り残されてる空気だなぁ、こういうの好きだな。
カウンター席に着いて、一人で店を切り盛りしている様子のママさんからメニューを受け取る。

レンガ:メニュー

おう、ストレートコーヒーだいたい400円ね、納得価格だ。
それではマンデリンをいただきましょう。

レンガ:コーヒー

さて、ひとくち。
ちょっと提供時の温度が高過ぎるな。
あと一目見て“色、薄っ?!”と思っちゃったんだが、実際はそれほど薄くないようでいて、やっぱりちょっと……。
マンデリンのコクと苦みを楽しむには、もうちょい豆を多く使って欲しい。
ま、この薄さも、昭和ノスタルジー補正で気にせずにおこう。

俺のあとから、若者グループが何組か来て、食べものメニューを注文していた。
オムライスとかスパゲティとか。
スパゲティは湯で置きを使っているようで、昭和な喫茶店だなぁという妙な嬉しさがある。

コーヒーはそこそこだったが、タバコは当然のように喫えたし、なんだか和む雰囲気があって良かった。

↓「食べログ」での店舗情報

レンガ喫茶店 / 赤坂駅天神駅西鉄福岡駅(天神)