<追記:2023年06月18日>
久しぶりにこちら、「マヅラ」はそろそろ閉店というタイミングだったので「マヅラ ジョニーウォーカー」。
(もはや「デワーハウス」という表記は見当たらなくなっていた)
場所は「マヅラ」の裏というか、仕切られているが繋がっている。
ガラス越しに「マヅラ」店内の様子が見える。
ジョニーウォーカーレッド、シングル350円(税別)、これを飲みに来た。
ここの前に「King of KIngs」でウイスキーを飲んでいた。
独り飲みが基本の俺には珍しく、友人と語らいつつ調子にのって何杯も飲んでいて。
まぁオールド・パー12年が600円だから「King of KIngs」も安いんだけど、「マヅラ」もっと安いなと。
そういうことで河岸を変えて、さぁ安いぞと調子にのって更に何杯も飲んだ。
梅田の一等地でさぁ、立ち飲み屋みたいな値段でウイスキー飲めてすごいよな。
酒のアテにも困らない、フードメニュー豊富。
しかも“洋酒にぴったり昭和の定番おつまみ”感があって良い。
ここはレーズンバターだね、ウイスキーにレーズンバターという至福。
内装が「マヅラ」に負けず劣らずクールでさ、気分が良い。
このテーブル席が並ぶ空間は初めてだ、以前はカウンターのあるコンパクトな空間に案内されたから。
なんだか秘密の社交場へ入れたような嬉しさを感じたな。
素敵な洋酒酒場だ。
<初回投稿:2019年02月14日>
大阪駅前第1ビルの地下1階にあるクールな喫茶店「マヅラ」に行ったのち、その近くにはどうやら「デワーハウス」というバーがあるみたいだと知った。
その一方、大阪駅前第1ビルのフロアマップには「マヅラ ジョニーウォーカー」という店があるように記されている。
なんだかわからない、と思っていた。
おそらく「マヅラ」の至近に、あるいは「マヅラ」そのものの一部が、「マヅラ ジョニーウォーカー」もしくは「デワーハウス」なのだろうと推測はしたし、「マヅラ」には何度か立ち寄ったので辺りを見渡してもみたが、「マヅラ ジョニーウォーカー」もしくは「デワーハウス」を見つけられずにいた。
ようやく、不意に見つけた。
ここが「デワーハウス」なのか。
なんのことはない、「マヅラ」の別の入り口がそうだったのだ、ということになる。
言い換えると、「マヅラ」のスペースの一部が、夕方から「デワーハウス」として営業を開始するということだった。
気づいたら、そういうこともあるよねと思うが、気づくまでは謎の存在だった(俺の洞察力の無さよ)。
まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
「デワーハウス」としての空間はコンパクトで、調度はクラシカルでありながら昭和の煌びやかさの気配もある。
料理メニューもいろいろあるので注文してみた。
複数のアイテムを組み合わせられるとのことで、コンビーフとフライドポテトをハーフ&ハーフでセットアップしてもらった。
俺にとって“ザ・ごちそうプレート”という様相の一皿となって歓喜。
コンビーフというのは昭和っぽい食材でありつつ、実は今では昭和の頃より高価になっている。
昭和の昔にも外来の食材というスペシャルさはあったにはあったが、そんなに高いものだとは感じていなかった。
今は、スーパーでコンビーフの缶詰を買うのを躊躇してしまうほどに高くなっている。
そういう、昭和の遺物っぽさがありつつ廉価ではないものが皿に盛られていると、なんだか複雑な御馳走感がある……と思ってしまうのは狭いレンジの世代(俺とご同輩くらいのオッサン)だけかもしれないね。
ジョニーウォーカー ブラックラベルをロックで。
店頭にジョニーさんが闊歩する像があるし、看板や店内のインテリアもジョニーさん推しなので。
店名に冠されたデュワーズを飲むという選択肢もあったが。
今や大衆的な価格となって、俺も気軽に買って部屋のみに使うウイスキーだが、以前はブランド力のある酒だったのかなデュワーズも。
その当時は“デワー”とか“デワーズ”と呼ばれていたんだろうか。
ようやく「デワーハウス」に辿り着けて満足したし、昭和懐古的な雰囲気も楽しめた。
飲んでて判ったが、夜も「マヅラ」は居酒屋のように営業してて、そちらからのオーダーをさばく厨房のような役割りもあるんだね「デワーハウス」には。
逆にいうと「マヅラ」の空間で夜に酒を飲むこともできるんだな。
そっちも楽しんでみたいな。
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