熊本にも正しい角打ちが現存してたんだなって嬉しい「古賀酒店」

<追記:2020年02月10日>
年明け4日に立ち寄った。

古賀酒店古賀酒店

この店は2020年も健在だ。
店のオバチャンは、相変わらず朗らかで元気そうで良かった。

古賀酒店

三が日は過ぎたが、まぁ正月気分って感じで、ちょっと良い日本酒を飲んだ。
この店が在ってくれていて、嬉しい。

<追記:2019年01月10日>
2019年も「古賀酒店」は健在。

古賀酒店古賀酒店

嬉しい。

<追記:2017年02月07日>
2016年の年末と2017年が明けてから、立ち寄った。

古賀酒店

熊本では貴重な正しい角打ちできる酒屋、ここが健在だと嬉しい。
店内に変化があった。
業務用の冷蔵ショーケースが経年により退役し、代わりに家庭用冷蔵庫が投入されていた。

古賀酒店

これはこれで、なかなか趣があるな。
棚も変わってたな。

古賀酒店

古賀酒店古賀酒店

量り売りの酒は通常は「香露」だが、こちらも変化があった。
いつもと違うのが飲めるのも、嬉しいね。

この店に立ち寄ると、熊本まで来て良かったと思える。
まだまだ元気で営業を続けて欲しいなぁ。

<追記:2016年05月05日>
地震後の健在を確認。

店舗は古いんで、心配していた。
まぁ熊本市中央区は大きな被害があったという報道は見聞きしなかったし、そこまで深刻に心配はしてなかったが。
しかし以前に台風で看板が吹っ飛んだと聞いてたんで、また酷い目にあってはいないかと気を揉んだ。

古賀酒店

世間ではGWという連休中だったが、普通に営業していた。
店内は、棚の上の古いボトル、杯、樽などが被害を受けていて、お気の毒に思うと同時に歴史が失われて残念。
あ、テレビもなくなってる。

報道される規模ではなくとも、多くの人たちが被害にあったんだなぁ。

それでも営業していてくれて嬉しい。
特にここは、熊本でおそらく唯一の正しく角打ちできる酒屋だから思い入れが深い。
健在で良かった。

<追記:2015年09月21日>
はじめて立ち寄ったのち、ちょこちょこ寄ってる「古賀酒店」。
熊本で俺が確認している唯一の、昔ながらの正調角打ちできる酒屋。

古賀酒店:外観

初めては夕方に立ち寄ったので常連客が何人もあったが、以降は昼下がりの妙な時間帯に寄るので先客のないことも。
俺は気まぐれに行ってるが、そもそも店的には何時から角打ちOKなのか気になって訊いてみた。
オバチャンとしては昼過ぎからかなと想定していたそうだが、9時過ぎから角打ちをしに来る客があるそうだ。
ふむ、ならば昼下がりとかでも遠慮なく立ち寄れるってわけだ。

古賀酒店:酒

この日は缶ビールと缶チューハイとチーズ1個。
俺の好きな銘柄のビールは500mlの缶しかなく350mlでは置いてない。
これからは500mlを飲むことにしよう。
あと生ビールがあることにも気づいたが、俺の好きな銘柄じゃないし角打ちでは缶とか瓶のほうが俺には気分だな。

古賀酒店:店内

ところで、この店にはタバコも売っている。
残念ながら俺が喫ってる銘柄は置いてないようだが、もうちょい常連度が増したら置いてもらおうかしらん。

古賀酒店:外観

外の看板にはタバコの注文承るって書いてあるしね。

あ……何時頃から角打ちできるかは訊いたが、何時までかは確認してないな。
次回、訊いてみよう。

<初回投稿:2015年04月24日>
角打ちが現存していたよ。
酒屋がやっている、本物の角打ち「古賀酒店」。

古賀酒店:外観

この、昔っから町角にありますよっていう古びた風情がたまんないね。
場所的にはJR新水前寺駅から遠くない。
駅から白山通りへ向かい、左折して白山通りに入ってしばらくすると左手にカギ屋さんがあり、その手前の角を左折すると見える。

角打ちは、熊本市内にはもう存在しないのかと思ってたよ。
繁華街にある「南酒店」や「堤酒店」は、ちょっと角打ちと呼ぶのは抵抗がある。
酒を売ってる店頭で、ついでのように飲めるのが角打ちだという認識だ。

古賀酒店:店内

店内は狭くて雑然としている。
ところどころに昭和の残像が見てとれる……ざっくりした表現でいうと古色蒼然で、それが懐かしさと居心地の良さを醸す。
オバチャンが一人でやっていて、店内には常連さんが3人、その人数で結構な人口密度。

冷蔵ショーケースから飲みたいものを取って、現金払いで飲むスタイル。
キリンラガー缶をいただく。

価格は店で売ってるそのままだ、うん正しく角打ちだ。
常連さんの会話にちょこっと混ぜてもらいつつ、グビグビとビールを飲む。
なんか、アウェイ感というものがないね、この角打ち。

店内のテレビではローカルニュース番組が流れていて、のんきな雰囲気。
この店はタバコも売ってるが、喫煙は店の外で。
店の外といっても、2歩も歩けばすぐ外だ。

ポン酒もあるとのことで、冷やでいただく。
香露280円也。

古賀酒店:ポン酒

コップにたっぷりで嬉しいねぇ。

駄菓子も売っていて、酒のアテにすることができる。
純粋に菓子を買いに来る子供も少なくないそうだ。
昼下がりに酔っぱらいと子供が錯綜する店なんだなぁ、社会ってそういうものだよなぁ。

なんかカワイイ魚の干物があったので、それをアテに。

古賀酒店:さかな

パッケージには「焼あじ」と表記してあるんだが、オバチャン手書きのPOPには「さかな」と書いてあって、それが可笑しいね。
オバチャン自身も、溌剌としてチャーミングである。

とても気に入った、嬉しくなった。
この店が良いなというのに加えて、熊本にも素敵な角打ちがあったんだということも嬉しいよ。
また、ちょっとした時間を見つけては立ち寄りたいと思った。

「古賀酒店」熊本市中央区白山