熊本市中央街にオープンした「香刺羽」は“夜”の雰囲気の焼鳥屋

焼鳥は、まだ陽が落ちきる前にビールと共にというイメージが、俺にはある。
別の言い方をすれば、夜も深くなってハシゴ3軒目に焼鳥屋というのではなく、1軒目のイメージなのね。

が、「香刺羽」は、そりゃ1軒目でもいいだろうが深夜が似合う空気があると感じる。

香刺羽:外観

店先の看板に表記されてるように、19時オープンで29時まで。
朝方までやっている店だ。

香刺羽:看板

屋号よりも“焼鳥専門店”であることが印象に残る外観の通り、焼鳥にちからをいれている。
メニューもやはり、焼鳥が中心。
かつ、飲み屋の一品もの的メニューも、締めのゴハンものもある。

香刺羽:メニュー
香刺羽:メニュー
香刺羽:メニュー

飲みものメニューは以下の通り。

香刺羽:メニュー
香刺羽:メニュー
かわいいボトルの梅酒は女子が喜んでくれそう。

香刺羽:梅酒

ハイボールと、豚バラ、ねぎまを注文した。

香刺羽:豚バラ
香刺羽:ねぎま
うん、うまそうに焼けてやがるなー。
ねぎまのネギの焦げ具合も、いいね。
豚バラは厚みはそうなく、脂は少なめでスモーキに塩加減もいい。
鶏は、ふっくら、ややレアという感じに、焼け過ぎずに焼けている。
うまいじゃん。

とり皮ポン酢とポン酒にシフト。

香刺羽:とり皮ポン酢
香刺羽:ポン酒
皮ポンは上品で、皮の食感も良く、白髪ネギがアクセントになって飽きないし量的にけっこうあるから、これで延々と酒が飲める感じ。
でまた、ポン酒…銘柄はなんだったかな…の量が多いねこれがまた。
2合くらいあるんじゃないのか。

と、まぁここまではフツーに美味しい焼鳥屋ってとこなんだが。
入り口すぐの棚に、何本もウイスキーが並べてあるんですよ、この店。

香刺羽:ウイスキー

シングルモルト、ブレンデッド、ジャパニーズウイスキーに、バーボン、それからラムにブランデー。
せっかく置いてあるんだからと、ラフロイグ10年を注文した。
ラフロイグをトワイスアップで、というオーダーが通る焼鳥屋。
ちょっと面白くないかい?

香刺羽:ラフロイグ

ラフロイグと、とり皮ポン酢が以外とマッチするマリアージュですよ?

というわけでね、なんつーか店主的には不本意かもしれないが、焼鳥は注文せず一品ものとウイスキーで、ハシゴ酒の疲れを癒すため深夜に…そんな使い方もアリだと思うんだ。
いや、焼鳥もオススメできるよ、もちろんね。
でも明け方までやってる店だし、時間帯によって自分の酔い具合と腹具合によって、フレキシブルに使っても対応してくれる店だと思うよ。

カウンターが6席くらいだったかな、と少し離れてカップルによさそうな窓側カウンター席と、掘りごたつ式小上がり席がある。

香刺羽:小上がり

おひとり様でも友達と一緒でも。
今月、2014年11月中は、焼酎キープボトルのプレゼントをやっているから、早めに立ち寄ってみるといいかも。
ウイスキーはメニューには載ってないけど、遠慮なく。
あ、屋号は「かしわ」と読みます。

↓「食べログ」での店舗情報

香刺羽焼き鳥 / 水道町駅通町筋駅熊本城・市役所前駅