大阪や東京で飲むほどに、どんどん熊本で飲むのが嫌になっているんだよ。
飲み屋事情がプアだから、熊本では飲まず節約しておいて大阪や東京で飲んだほうが幸せになれるからな。
それでも限られた数軒の店には、たまに行く。
それで久しぶりに夜の熊本市の繁華街を歩いていて、久しぶりに「二代め 鮨 浪花」で寿司つまむかと思ったら。
なくなってた。
と思ったら、ああ移転したのか。
あら、辰巳苑ビルから道路挟んで向かいのビル、たそがれ東館に移ったんだね。
今年の9月上旬に移転してたのかぁ、いかに俺が熊本市の繁華街に足を運んでないかわかるな。
ではちょっと覗いてみるかと、移転後の店舗へ。
うーん、なんか、派手になったっつーか……
そして店内は、
うっわぁ……なんかモロに、いかにも“作られた昭和レトロ”って感じになっちゃったな。
カウンター席に通された。
全部で6席だったかな、先客が4人あって、その狭間の席に案内された。
さて俺はコートを着ており、日本酒を1本ぶらさげていたのだが。
ハンガーの案内も、荷物置き場の案内もなかった。
しかたなく、脱いだコートは膝の上に、日本酒は目の前に置いておくしかなかった。
なんとも落ち着かねぇな。
とりあえず入り口近くにハンガーが下がってるのを見つけ、そちらにコートはかけた。
まずビール、サッポロラガーがあったので注文。
赤星、いいよねぇ。
でもね、コップがカップ酒の空き瓶みたいで、あと無駄に冷えてるのが気に入らない。
瓶ビールを飲むコップの適温ってものが、あるだろう?
中瓶580円、安くないな。
カウンター内は、移転前からいる大将と、一代目だろうか?もう一人職人さんがいらした。
あとフロアを担当する女性が一人。
このフロアの人が、ハンガーを案内してくれる役割だと思うんだがなぁ。
以前の店は4坪くらいしかないかなっていう、ものすごく狭い店で大将一人でやっていた。
そういう店ではハンガーがどうのと案内されることを期待しないのだが。
広くなって人手も増えているなら、ホスピタリティも期待してしまうんだけどなぁ。
そういや職人さんとも注文以外に言葉を交わしてないな。
だし巻き380円也を注文、美味しかった。
鉄火巻き、美味しかった。
細巻で300円、良心的価格だ。
寿司屋で細巻の鉄火は700円くらいするのも珍しくないが、300円という価格設定で、なおかつ美味しい。
寿司は安くて美味しいだけに、他の要素がなんだか残念だ。
たまたまだろうが、隣は80歳くらいの老害ジジィ二人で、職人を“おいちょっと”呼ばわりしたりクチャクチャチューチュー不快な音をたててブチ切れそうに腹立たしかった。
移転して、客層が悪くなっちゃったんじゃないのと、思ってしまう。
妙な昭和レトロとかやめて、今からでも軌道修正してくれねぇかなぁ。
移転前のエントリーはこちら。
↓「食べログ」での店舗情報
二代め 鮨 浪花 (寿司 / 熊本城・市役所前駅、通町筋駅、花畑町駅)